フリマアプリの出品画像がうまく撮れず、出品に時間をかけていませんか?本内容を見れば、手持ちのカメラで「今までとは見違えた写真が”誰でもかんたんに”撮れる」こと間違いなし。
この記事では、誰でも簡単にできる「メルカリの写真をきれいに撮る・アップロードする方法」を、包み隠さずご紹介!
数年前まで、写真がキレイに撮れないのをずっとカメラだけのせいにしていました。
- メルカリやヤフオクで思うように綺麗な写真が撮れない
- フリマ出品で、わざわざ一眼レフカメラは使いたくない
- カメラ性能を目的に最新スマホに買い換えようか検討中
写真が汚いのは、カメラやスマホだけのせいしてはいけません。私も「iPhone13ProMaxのフルスペック」を発売日に購入しましたが、フリマアプリに関しては大きな変化がありませんでした。
無論、カメラ画質が4倍になったiPhone14Proも、全くもって必要なし。
メルカリで「映え写真」を撮影する前に
繰り返しですが、メルカリで美しい写真を撮りたいがために「最新スマホのカメラ機能」は必要ありません!どれだけ高性能なスマホカメラを使っても「出品には活かせられない」からですね。
メルカリでスマホの高性能カメラは活かせない
さすがにiPhone14などの高性能カメラ付きスマホを「メルカリ出品用」に購入しないとは思いますが、念の為に。
現在、そこそこの写真が撮れるスマホをお持ちなら、メルカリ出品には十分です。スペック的には、1200万画素ほど(iPhone7Plus)でしょうか。特殊なカメラ性能は、フリマだとまったく無意味。
例えば、iPhone13Proから「マクロ撮影」の機能が備わりました。マクロ撮影とは、小さくて細かい被写体や文字を、鮮明に写してくれる撮影方法です。しかしこのマクロ撮影はiPhoneの標準カメラアプリからのみ可能で、フリマアプリでは一切使えません。
フリマアプリのカメラ機能を使う場合、下記のiPhone用マクロレンズのほうが遥かに鮮明できれいな写真が撮れます。
一眼レフ・ミラーレスカメラも必要ない
Youtube動画・撮影の専門書などの「一眼レフカメラを使った撮影方法」を参考にする方も少なくないでしょう。フリマ出品に、一眼レフカメラやミラーレスカメラも全く必要ありません。
youtubeを始めるなら別として、お店の商品撮影・転売で「これは自己投資!」と奮発しても、宝の持ち腐れになる可能性があります。
メルカリできれいな写真を載せたいなら、「画像を選択してアップロード」ではなく「メルカリアプリのカメラ」を使うのが鉄則!
2022年にアップデートしたPC版メルカリ
実は、最新スマホや一眼レフカメラがメルカリ出品で活かせる時期もありました。「アップデート前のPC版メルカリ」を活用した方法です。今はメルカリ公式アプリからの利用がほとんどですが、パソコンでも出品・購入ができます。
PC版で写真をアップロードすると、アプリよりも綺麗な写真を載せることができました。ただ、2022年のPC版のアップデートで「圧縮率」が大きく変更。アプリの挙動が軽くなるメリットとは裏腹に、カメラ本来の画質を活かせなくなったのがデメリットに。
メルカリできれいな写真を撮る手順
メルカリアプリとスマホのカメラ性能との相性が分かったところで、手持ちのスマホで最大限きれいな写真を撮る方法を紹介します。
基本を押さえることで、より購入者に商品の魅力を最大限に伝えられる写真が載せられます。美しい写真を撮ることは、売上・売れ行きにも大きく直結しますから、ぜひマスターしてください。
自然光が入りやすい午前中に撮影
きれいな写真を撮るうえで「光」はとても重要です。「部屋の電気ではきれいに撮れないの?」と思われたかもしれませんが、ぜひ自然光を活用してください。明るさを重視することで、少しでもノイズ(ぼやける、点々が入る)を減らせるでしょう。
できれば午前中の撮影がおすすめです。蛍光灯の電気は平均500ルクス(明るさの目安)に対し、太陽光は冬が5万、真夏なら10万と言われています。朝の隙間時間を有効活用してみてくださいね!
背景にはホワイト、グレーを使う
商品の背景を「白背景(ホワイトバック)」に変えるのも効果的。商品本来の色味を出すことができます。メルカリに備わっている標準カメラは「自動でホワイトバランスを感知」し、希望の色味にならないことも多いんですね。
一旦読むのをやめて、メルカリのカメラで「白い背景」と「黒い背景」それぞれで物撮りしてみてください。ものは何でも構いません。写真の色味がまったく違うことがわかると思います。
白背景には注意点あり
背景を白にすることで、商品の見栄え・高級感はグッとあがりますが、「やりすぎ」に注意しましょう。綺麗さだけにこだわると「業者っぽさ」が増します。
メルカリは個人が気軽にやりとりできる売買アプリのため、一部ユーザーは業者感を嫌います。転売・商売をする気もないのに、業者と思われるのは本末転倒ですよね。
私の場合は、小物なら「木製テーブル」、洋服は「白の壁紙」もしくは「クローゼットの扉」に変更。
もし白背景を使うなら、Amazonにて1,000円〜2,000円で買える「PVC素材」のホワイトバックがおすすめです。汚れたときもサッと拭けて、汎用性が高め。黒とセット商品もありますが、価格が安い白だけで十分でしょう。
余白をとってシンプルに
商品画像に余白をもたせると「清潔感」もでで、購入検討するユーザーに好印象を与えられます。商品と関係ないものは移り込ませず、生活感を出さないのがポイント。
状態の悪い部分・タグの画像は、誰が相手でも読めるくらいの距離感で撮ります。その意味でも、前述したスマホに装着するマクロレンズは一つあると重宝しますね。
フラッシュは使わず「ライト推奨」
その1で、美しい写真を撮るには「早朝の太陽光が必須」と書きましたが、「朝は忙しいから、時間が取れない」方も少なくないでしょう。夕方以降の撮影では、スポットライトを一つ用意しておくと便利です。
自然の光には衰えますが、より鮮明な写真をアップロードできます。
一方、iPhoneやメルカリカメラのフラッシュ機能の使用はおすすめしません。環境によっては明るく撮れますが、商品の色味が変わります。出品物の色味が本来とすこし違うだけでも、購入者との「トラブル」となる恐れがあるんですね。
スポットライトは安いので構いません。ただし、電球は昼白色を使ってください。電球色を使うと、白背景・白部分をうまく引き出せません。
ヤフオクできれいな写真をアップする
メルカリではなく「ヤフオク」を使っている方もいると思いますので、合わせてご紹介。
ヤフオクなら一眼レフを活かせる
2024年11月現在のヤフオクは、メルカリと比較して「圧縮率が低い」印象です。アプリ・PCどちらも綺麗な画像が掲載できます。PCで画像をアップロードすれば、一眼レフカメラや高画質カメラも有効活用できそうですね!
ただし、メルカリ同様に「アプリで撮影する」場合は、スマホに標準で備わる機能は使えないため注意。
ヤフオク最大のデメリット(写真)
ヤフオクの最大のデメリットは「後から写真を追加できない(変更できない)」点です。出品後に「やっぱり他の商品画像を変えたい」場合もありますよね。ヤフオクは一度出品すると、写真の削除・並び替えができません(追加はOK※最大10枚)。
使いにくいので、早めの改善を…。
とはいえ、アップロード写真はメルカリより綺麗ですから、商品で上手く使い分けてみてください。
まとめ
メルカリに10倍売れる美しい写真のアップロード方法・撮影方法をご紹介しました。
今回は手持ちのスマホでの撮影方法に関してでしたが、それでも「一眼カメラや新しいスマホがほしい」といった場合は、型落ちにとどめておきましょう。
ガジェット類は上を見たらキリがありません。「家族との思い出を、少しでも綺麗な状態で残したい」「プロの写真家になるための投資」など、最新カメラは明確な目的がある場合を除いては検討すべきでしょう。
ご紹介した、時間・場所・光の3つを意識すれば、手持ちのスマホカメラでも十分きれいな出品画像は撮れます。ぜひ参考にしてください!
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