元リサイクルショップ店員の僕が、これまでに捨ててよかったもの、後悔したものをまとめました!
すこし過去の話をすると、リサイクルショップ店員をしていたときは「あれもこれも欲しい」となり、知らぬ間にモノが増え続けていました。
もちろん、様々なモノを手にすることで趣味も増えたり、「断捨離、ミニマリスト」などの言葉も知れたなど、いいことも多いです。
多くの中古品と関わってきた人間の「処分事情」、よかったら参考にしてください。
元リサイクルショップ店員の「捨ててよかったもの、後悔したもの」
さっそく「捨ててよかったモノ」「捨てて後悔したモノ」、それぞれ紹介したいと思います。
捨ててよかったモノ
冒頭では「捨てて」と書きましたが、買取やフリマアプリで手放したモノも含まれます。
マット類
バスマット、キッチンマット、リビングマットなど、自宅にて敷いていたマット類はすべて捨てました。インテリアショップに買い物にいくと、おしゃれな柄のものがたくさん。部屋の模様替えが好きで、よく購入していましたね。
でもある時、「掃除や洗濯がめんどくさいし、なくても全く困らない」と気づいてしまったんです。何より「床掃除」が本当にラクで、おそらく今後は購入することはないかと。
手間のかかるものを家からなくすことで、「自分の時間」も増えましたね。
PCモニター
僕の場合、PCモニターも手放して正解でした。長らくPC作業が多く、ずっと「モニターは絶対に必要だ」と考えていたんですが、単なる思い込みだったのかもしれません。
外部モニターがあれば、たしかに効率はあがります。でも「自分の実力、評価があがるか」は別問題ですし、結局、ノートPC単体でも作業可能なんですよね。
普段からカフェで作業することが多いのも、処分した理由の一つでした。
できれば、毎日の作業環境を変えたくないです。
1年間、着用していない洋服
洋服に関してはリサイクルショップの入社以来から、どれだけ購入したか分かりません。もともと古着好きということもあり、社割で店内のいろいろな服を買っていましたね。
「1年間、2年間」すると、次々に着用しない古着が増えていく訳です。
最近のミニマリスト本にも、「1年着なかった服は、一生着用しない」と書かれていますよね。僕はこれをすべて信じている訳ではないですが、洋服と向き合う時間は大切だなと、日々感じるようになりました。
多いときは、デニムだけで50本近くは所持してました。
同じような色、デザイン。
三角コーナー
たまに料理をしたりするのですが、三角コーナーは捨てるべきです。
- ヌメヌメ除去
- 隙間の掃除
の時間が、非常に無駄でした。
生ゴミを捨てるために、シンクに袋を置くだけで解決します。三角コーナーは袋を設置しやすくなるだけで、それ以外はなんの役にも立ちません。(と、ダイソーで見るたびに思います。)
汚れたら「100円ショップで定期的に買えばいい」かもしれませんが、僕なら「もっと自分の好きなこと、やりたいこと」にお金や時間を投資します。
バスタオル
バスタオルはすべて処分しました。今の家には、フェイスタオルしかありません。
処分した理由は、以下の通り。
「洗濯の乾きが悪い」
「スペースを取る」
もし男性の方であれば、フェイスタオルでも「髪や体」を不自由なく拭けます。なにより場所をとらないのが嬉しい。
乾きも良いし、洗濯が楽になりましたね!
ちなみに「ハンドタオル」で挑戦したこともありますが、流石に無理がありました。
収納ケース
もともと収納癖が本当に強くて、ものが増えるたびに「ケースを購入しては保管」を繰り替えしていました。でも、あるとき思ったんですよね。
「収納って、あってもなくても同じだよな」って。そもそも、家にある「本当にいらないもの」は捨ててるわけなので、
- 飾る
- 見える化
することで、圧倒的にモノの管理がしやすくなりました。
「あったら便利」は、「なくても困らない」と、モノを買うときにいつも言い聞かせています。
見栄
モノではないのですが、「見栄の処分」は人生が変わりましたね。
すこし大げさかもしれませんが、見栄を捨てたことで「見知らぬ人、周りの人のこと」を気にしなくなりました!
誤解しないでいただきたいのが、
- 他人としゃべらず無視する
- 他人に興味を持たない
の意味ではないです。
「誰が、何を着ようが、何をしようが、誰と付き合おうが、誰と結婚しようが」人それぞれ自由なんですよね。
「ブランドを着て、周囲から羨ましがられたい」と思っていた時期もありましたが、本当に無駄でした。良きも悪きも、いい思い出です。
以上が捨ててよかったモノでした。
捨てて後悔したモノ
次に、捨てて後悔したモノ。いろんなモノに触れてきたので、選ぶのに少々悩みました!
ゲーム機
ゲーム機を捨てたのは、すこしばかり後悔をしました。会社をやめて一区切り入れるために、買取業者などを使って処分したのですが、結局、1年後には買い戻しています。
僕は、子供の頃からゲームが大好きでした。親戚の家にいくにしても、テレビを借りてスーパーファミコンをしたり、旅行にいってもゲームボーイを持ち歩いてましたね。
また、リサイクルショップ店員のときは同僚でゲーム好きも多かったため、オンラインで楽しむことも。
結局は「自分は何が好きで、何が嫌いなのか」しっかりと向き合うことが、一番大切なんだなと思います。
コレクション
僕の場合のコレクションとは、ビンテージ、古着、腕時計。冒頭でもお伝えしたとおり、リサイクルショップ店員になってからは、あれもこれも購入してしまう時期がありました。
古着に関しては何着買ったか分かりませんし、腕時計もそんな好きではなかったんですが、買取で査定する内に好きになってしまったんですよね。ハマりだしてから7年くらいで退職になったのですが、その際にビンテージや腕時計を手放しました。
ただ、古着好きとしては「あの時、何故なにも考えずに処分したのか」今でも理解できません。
ミニマリストへの憧れが、いつしか洗脳されていたのかもしれませんね。最近になって、また「リーバイス、腕時計」をコツコツ集めはじめています。
大事なコレクションを処分するときは、お金を一旦抜きにして「あらためて買い戻すものかどうか」を、しっかり考えてみてください!
アウトドア、登山用品
一時期、登山などのアウトドアをする暇がなくなり、売ってしまいました。
高いブランドを手放したことは気にしていませんが、いざ
「山登りをしよう!」
「キャンプをしよう!」
となった時に、「膨大な買い足し時間」がかかることは考えていませんでしたね。
今は、昔ほどブランドを買うこともなく、最低限の装備で出かけています。
アウトドアでは「道具よりも、どうやったら楽しめるのか」を、意識するようになりましたね!一回手放してみたからこそ、得られたメリットかもしれません。
マジックキーボード、トラックパッド
今までいろんなキーボードやマウスを使用してきました。その中でも、
- マジックキーボード
- マジックトラックパッド
に関しては、結局あとから買い戻しています。ペチペチ音が嫌いという人も多い「マジックキーボード」ですが、僕には一番合っていましたね。
現在は、自分で作ったデスクに「Boyata」のPCスタンドを設置して、MacBookProをデスクトップスタイルで使用。
ときどき「人をダメにするクッション」で作業してます。Yogiboサイコー。。
ベッド
ベッドを処分したのは、少しばかりミニマリストに憧れていたとき。マットレスに変えて生活していたのですが、ベッドを捨てたのは大失敗でした。
そもそも、ヒトの人生の3分の1は睡眠です。僕はそこそこ良い寝具を使っていたのですが、ミニマリストに話題のマットレスに変えてからは、睡眠の質が落ちましたね。パソコン作業が多くなったことも原因ですが、その疲れさえまともにとれません。
「誰にでも合うとは限らない」ことを、改めて知ることができました。
現在は無印のマットレスを使用していますが、価格とバランスがちょうど良い!
人の意見は「聞き流しするくらい」がちょうど良きですね。ミニマリストに憧れるのはいいですが、寝具の買い替えには十分にご注意を!
まとめ
元リサイクルショップ店員による、捨ててよかったモノ、捨てて後悔したモノを話してきました。多少なりとも、同感していただける部分はありましたでしょうか?捨てようか迷うものって、生活していると幾度となくでてきますよね!
もし、捨てるか残すか迷ったときは、「一度捨てて、また買い戻す品物か」と問いかけてみるのがおすすめですね。みなさんが「買い戻さない」と判断したものは、持っていても仕方のないモノです!
思い出のあるものは、お金にかかわらず大切にしましょう。
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