- ブランド品や洋服を売る際、なるべく多くのリサイクルショップで査定比較したい
- 事前に買取金額が知れると噂の「LINE査定」を使ってみたい
- LINE査定の安全性・注意点について知りたい
- リユースや買取のプロがおすすめできるLINE査定があれば教えてほしい
本記事では、リユースショップ常連かつ元業界人の私が「LINE査定の利便性・危険性」について詳しく解説!

編集長SARUです。一度だけ、LINE査定で無視されました。アカウントだけ知られ損…。
2025年3月現在は多くの買取業者でLINE査定が使えるようになり、数年前よりも見積もりのハードルがグッとさがりました。「思ったよりも査定金額が安い」などのトラブルを避けられることから、LINE査定の利用を検討する方も多いのではないでしょうか。しかし、そんなLINE査定、実はメリットだけではないんです!
ムダな持ち込みが激減する?LINE査定の利便性、危険性に迫ってみた
LINE査定とは、買取する業者や店舗(ネット買取業者、質屋、リサイクルショップ、宅配買取業者など)にLINEで写真を送り、すぐに査定をしてもらえるサービスです。
おおまかな金額となるが、ショップに持ち込んでわざわざ査定をする必要がありません。
待ち時間が嫌いな人、無駄足を使いたくない人にとても人気です。
最近では、このLINE査定ができるショップが急増しています。

「状況、場所を選ばず査定をしてもらえる」といった利便性もあるため、買取業者を選ぶポイントとして是非おさえておきたいところですね!
使い方を誤ると、LINE査定は危険化する?
LINE査定の「利便性」とは逆に、利用するにあたって注意しておきたいことが2つあります。
この2点をあらかじめ理解しておけば「時間を無駄にすることなく活用」できるため、ぜひ覚えておきましょう。
1.送る写真は、細かく正確に撮影する
写真での査定を依頼する以上は、鮮明な画像を複数枚おくるようにするのがベストです。おおまかな金額とはいえ、
- 汚れがある部分
- 使用感のある部分
- ダメージ
なども、しっかりと載せておくのが好ましいです。業者側が画像でうまく判断できないとなった場合、本査定で見積もり金額が大きく変わってしまうこともあります。
わざわざ一眼レフで撮る必要はないが、iPhoneなどスマホのカメラで丁寧に撮影しておきましょう。

できれば、明るく、ぼやけの少ない写真を用意することがポイントです。
2.正規品のみ使用する
ブランドバッグ、衣料品、腕時計などについては、
「正規品だと確実にいえるものだけ」
LINE査定に依頼するようにしましょう。
仮に、
- LINE査定したショップに、買取品として送る
- LINE査定したショップに、買取品として持ち込む
となった場合、お返し対象となってしまうこともあります。
なかでも並行輸入品として購入したものは、
ショップの買取基準にひっかかることが多いです。
もし正規品どうかわからない場合は、AACDに加入したリサイクルショップに見てもらうか、
購入したお店をLINE査定業者に伝えておくのが良いかもしれません。
2つに共通する最大の注意点
最後に、上記で紹介した2つに関係した「最も危険な注意点」をお伝えします。
それが、キャンセル時に発生する「返送料」です。
LINE査定であれば良いのですが、金額に納得し、その業者にそのまま買取を依頼したとします。
「こちらは買取できません」と言われた
思っていたより「査定金額が大幅に下がった」
となってしまった場合、基本的にはキャンセル(返送)扱いとなります。
返送料については「有料、無料」が業者によって大きく違い、値段も決まっていません。
高く売れそう!と思っていた反面、返送料で逆にマイナスになってしまうケースもあるんですね。もちろんこれが持ちこみということであれば、査定終了までの時間、ガソリンが無駄になります。
LINE査定まとめ「闇雲な利用は控えるべし!」
今回はリサイクルショップ・買取業者のLINE査定サービスについてご紹介しました。
LINE査定はとても便利なサービスです。ただし「キャンセル時の返送料」「買取規約」もきちんと確認しないと痛い目に合う場合もあります。
一般的には注意事項は、各買取サービスの公式サイトの「よくある質問」に記載されていることが多いでしょう。記載がなければ買取業者に直接、確認してください。
返送料無料の業者も多いため、正しく使えば時間を有効に活用できます。ぜひ繰り返し目を通していただき、少しでもストレスのない断捨離生活を心がけましょう!
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