10年、20年も前に購入したウイスキーやブランデー。
捨てるにはもったいなく、「リユースショップでお金になるの?」と悩んでませんか?
こんな悩みを解決できます。
- お酒は業者でなく個人でも売れるのか
- 同じ店で何度も買取するときの注意点
- お酒の買取と法律について
長年リユースショップの査定員をしていましたが、そのときの買取の体験を混じれながら解説します。
お酒は一般の個人客だと「何回も」買取することができない?【違法】
「たかがお酒」
このように思う方がいるかもしれませんが、酒類の買取はすこし複雑です。
免許なしの「継続売買」は法に触れる?
お酒をリユースショップや買取業者に直接持ちこみ、買取してもらうこと自体は問題ありません。注意すべきは持ちこみ回数です。
「酒類の販売業免許」を持たない方では、原則として同じお店に1回しか売れません。お酒を永続的に売ることは、法律で禁じられています。
最近はフリマサイト、オークションなどの販売も目立ちますが、ネット販売も同様です
すでに出品されている商品は、業者による販売が多いと思います。
ストア情報を確認してみてください。
同じお店へ意図的に持ちこむと、警察に「摘発」されることもあるため注意しましょう。
必ず契約書、承諾書に従うべき
著者が知っているお店では、お酒の買取が成立すると承諾書にサインします。
承諾書と買取伝票は別です。
チェック項目は「永続的に買取しない」「業者ではない」など。
内容については買取業者ごとでも違うので、あらかじめ店側に確認してください。
心配であれば警察に相談してましょう。
もちろん酒類販売免許を持っている方でしたら、問題なく同じお店に「何度も」持ち込むことができます。率先して買取をしてくれるはずです。
売却する前にしっかりと規約確認
正直言って、お酒の売買は儲かります。とくに古いお酒は、希少価値により高く値がつくものもたくさん存在します。転売など、内緒で個人売買している人もいることでしょう。
ネットショップ同様に、お酒を取り扱うリサイクルショップも多くなってきました。買取店はどうしても利益や売上を優先します。そのため、永続的買取について「つっこんで説明」しない傾向にあります。
すでに売ってしまった場合と、「まとめ」
「私、じつはもう1回以上持ち込んでいます」
すでに、同じお店にて買取を行ってしまった方も見えることでしょう。とはいえ、焦ることはありません。
よほど過度な行為でなければ、警察に捕まるといったこともないでしょう。それに、買取してもらえたという時点でお店にも非がありますよね。
ものが簡単に売れる時代になったからこそ、後々のトラブルにも目を向けておくと良いですね。
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