「割れていた」
「壊れていた」
「ネジが締まらない!」
「動作しない…。」
フリマサイトで大型の家具家電を購入した際、思っていた状態と違うものが届くケースも、決して珍しくありません。
商品到着を楽しみにしていた矢先のトラブル。荷物も大きいだけあって、余計に憂鬱ですよね。
この記事では、メルカリ購入の大型商品が壊れていたときの対処方法、返品を詳しく解説。
- メルカリで説明と違う状態の商品が届いた
- メルカリ事務局の補償について知りたい
- 出品者側のトラブル解決方法も知りたい
面倒なトラブルは早めに解決して、気持ちを切り替えましょう!
メルカリで買った大型家具・家電が壊れていた時の解決手順
さっそく、大型商品が壊れていたときの対処法をご紹介します。以下は、これまで何度も経験した私がおすすめしたい「最速」かつ「安全」な解決手順です。
- 「どのように商品が壊れているのか」出品者に詳しく伝える
- 出品者に返品、もしくは値下げを要求する
- 応じない場合は「メルカリ事務局」に問い合わせする(してもらう)
- 事務局の提案メールがくるので確認する(全額返金、保証など)
- 解決するまで絶対に受け取り通知しない
どのように壊れているか出品者に連絡
購入した商品に破損がみられる場合、出品者に状態や場所を詳しく伝える必要があります。細かく伝える理由は、トラブルの根本をお互いに把握するためです。
分類すると以下のとおり。
出品者に非がある可能性
- 説明文に記載がない不具合、パーツ欠品
- 箱破れがない状態での破損やキズ
購入者に非がある可能性
- 説明文に記載がある不具合、パーツ欠品
- 間違って購入した、サイズが合わないなど私的理由
運送会社に非がある可能性
- 梱包箱(ダンボールなど)に大きな損傷が見られる
- 付属したパーツがない
- その他、運送中のトラブル
もちろんすべてが当てはまる訳ではないですが、まずは現状把握して、冷静になって取引を進めましょう!
家具の破損トラブル
大型家具の場合は、キズ、割れ、ネジ欠品など「外装の損傷トラブル」が多いです。小物と違い運送中の負担が大きい品のため、出品者がエアークッションを使用しない簡易的な梱包の場合には注意が必要です。
購入する以前に、梱包方法、発送方法を確認しておくことも大切。
家電の破損トラブル
大型家電の場合は、キズ、パーツ欠品に加えて「動作不良のトラブル」が多いです。冷蔵庫や洗濯機など負担のかかる高重量の品物も多いので、同様に発送方法、梱包方法には目をむけておきましょう。
また購入した商品がジャンクとして販売していないかも重要。ジャンク品とは、何らかの不具合がある壊れた状態を意味します。
後に紹介しますが、ジャンクだとメルカリに相談しても返品できない場合あり!
その他大型品の破損トラブル
大型といっても、家具や家電だけではありません。メルカリでは様々な大物商品を購入、販売できます。
- 車・・・支払い関係、盗難車、エンジン、未記載の修理
- バイク・・・支払い関係、盗難車、エンジン、未記載の修理
- プレハブ・・・虫の巣(アリ、ゴキブリ)、劣化
- 倉庫・・・虫の巣、劣化など
- 動物用ゲージ・・・サビ、匂い、安全性の減少、など
冒頭でも話しましたが、大物は返品するのも一苦労です。メルカリ等のフリマサイト、リサイクルショップで中古品を購入する際は、細かい状態や返品対応を販売者に確認しましょう。
出品者に「返品もしくは値下げ」を要求
少し話がそれましたが、続いては「返品、値下げの要求」です。購入した品が高額であった場合、たとえ少しの傷でも納得いかないケースが多いと思います。
先ほどの1番(出品者の非)に当てはまる状態なら、まずは出品者へ返品もしくは値下げ相談してください。業者もしくはベテランの方であれば、すぐに対処してくれます。
状況によっては取引完了もあり?
一方で「金額もそれほど高くないし、キズも許容範囲」といった場合には、そのまま取引完了するのも一つです。というのも、フリマアプリを使った大物商品の返品はそれなり労力もかかるためですね。
商品に納得がいかない気持ちとは反面、出品者とやりとりする時間も考慮しておきましょう。
大型商品の返品に手間がかかることから、一部値下げをあっさり対応する出品者も多いです。
メルカリ事務局の力を借りる
双方(出品者と購入者)の話し合いで返品にいたらない場合は、メルカリ事務局の力を借りてください。事務局へ相談すれば、最善のトラブル解決方法を提案してくれます。
事務局の提案メールを確認
メルカリからの内容は「出品者と購入者のお知らせ欄」に通知されます。質問やキャンペーンとごっちゃに紛れる可能性もあるので、随時確認しましょう。
また事務局側は、コメント欄の内容をすべて把握しています。アカウント継続を考慮した上で、威圧的な言葉使いや嘘をつくといった行為は控えるのが身のためです。
当事者同士で揉めない(ややこしくしない)
フリマアプリでは「当事者同士で揉めるトラブル」もよく目にします。僕も初心者のときは事務局の存在を知らず、出品者と長いやりとりをおこなっていました。
しかし、当事者同士で言い合いをして現状をややこしくするのは、正直、時間の無駄です。とくに出品者側がメルカリ初心者であれば、解決までに膨大な時間とストレスがかかるでしょう。
アプリ内取引なら素直に頼るのが吉
これまで多数フリマアプリを利用してきましたが、中でもメルカリのカスタマーサービスはより柔軟に対応してくれます。アプリで売買取引をおこなっているなら、最初から素直に事務局に頼るのが「安全かつスムーズ」ですね!
絶対に受け取り通知しない
トラブル解説に向けた手順を紹介してきましたが、取引中に一つだけ守ってほしいことがあります。出品者に何を言われようと(先に受け取りしてくださいなど)、絶対に受け取り通知ボタンは押さないようにしましょう。
受け取り通知をすると「いかなる場合」も取引完了となり、事務局では対応できなくなる可能性もあります。時間の許す限り、メルカリからのお知らせを待ちましょう!
出品者と連絡がつかなくなれば本末転倒。
評価はお互い無効(つけられない)
事務局を通してトラブルが解決した場合、メルカリではお互い評価はつけられない仕様です。良い、悪い関係なく取引を終えるため、評価を大事にされる方はあらかじめ理解しておきましょう。
出品者側による破損トラブルの対応
購入者側の破損トラブルをまとめてきましたが、中には大型商品を出品されている方もいることと思います。今度の破損トラブルをスムーズに解決するためにも、ぜひ下記の記事を参考にしてみてください。
事務局へのお問い合わせ方法から、実際にあった返金に関する衝撃事例もご紹介しています。
大型商品トラブル(出品者編)で知れること
- 梱包破れは運送会社を疑おう
- 状況によっては〇〇なしで返金!?
- 佐川急便の大型発送、ヤマト家財は注意
まとめ
今回は、メルカリによる大型商品の返品、返金トラブルについてご紹介しました。
本内容はこれまで5000件以上(販売が8割)を取引した中での最速解決案ですが、解説した手順が絶対ではありません。状況は人それぞれ違いますので、一つの参考にしていただければ幸いです。
重要なのは「当事者だけで解決しない」です。一人で悩みすぎても疲れるだけですので、頼れるところはしっかり頼りましょう!
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