当記事の内容・メルカリの「出品、購入」で、嫌われやすいユーザーの特徴
・「信頼を獲得する」「ブラックリスト登録を逃れる」ための対策
これまで大量の不用品をメルカリで売ってきたSARUです。発送や言葉使いは、人並み以上に気をつけてきました。でも、そろそろ脱メルカリを考えています(時間がもったいない…)
本記事では、メルカリで嫌われやすいユーザーの特徴、避けるべき10の行動をまとめました!
僕は、落札と購入合わせて4,000件以上(出品3,500、落札500)取引をしています。もちろん初めは、行動ひとつでブラックリスト登録もされてばかり。
今では購入者を選べるほど、たくさんの質問やコメントをいただけるようになりました。
メルカリ初心者だと「急にブラックリストに登録された」「勝手にコメントを削除された」と、同じように悩まれている方もいると思います。
冷静に考えて、物を買ったり売ったりするだけにイライラするのもおかしな話。ぜひ当記事がメルカリ取引時のストレス軽減に繋がれば幸いです。
メルカリでこんな利用者は嫌われる!?ブラリ登録を覚悟すべき行動
さっそくですが、下記で紹介する「メルカリで印象を悪くする行動」をしてしまっている方は今すぐにやめるべきです。出品者、購入者に嫌われて、ブラックリストに登録されてしまう可能性があります。
メルカリで、取引相手が嫌う行動
- コメント逃げ
- 過度な値下げ交渉
- タメ口、上から目線
- 質問の回答が遅い(レスポンス)
- 発送が遅い
- 入金が遅い
- 受け取り評価しない
- 購入した商品に対して「神経質」
- 報復評価、無言評価(見立て評価)
場合によっては「メルカリ事務局に通報」されることもあるので、気をつけてください。
コメント逃げ
コメント逃げは、多くの出品者から嫌われやすい行動です。コメント逃げとは、サイズ、状態、付属品、値下げ交渉などをしたにも関わらず、「購入検討者がその後の返答をせず放置すること」です。
メルカリなら、出品物に対して気軽に値下げ交渉などのコメントを残せます。コメント欄での値下げ交渉も、決まったルールはありません。しかし、出品者からしてみると「交渉だけしておいて、返答なしか」と、コメント逃げを不愉快と感じる方が多いのも事実です。
中には、あらかじめ「ブラックリストに登録する」と記載する方もいます。
コメント逃げの対処法値下げコメントをしたら、購入、専用キャンセル、辞退に関わらず「引き続き検討します」などの残しておきましょう。「コメントを削除していただいて構いません」と伝えるのも、出品者からしたら印象も良いですね!
過度な値下げ交渉
過度な値下げ交渉は、出品者を悩ますコメントです。過度のレベルとは、たとえば10,000円で出品されている商品に「5,000円まで値下げ」を要求すること。
商品の金額を決めるのは「出品者」の自由です。また、出品額はいろいろな情報を調べた上で設定しています。金額に対して「高い」などのコメントは控えるべきでしょう。
もし出品物に対して高すぎると感じた場合は、金額提示ではなく先に「いくらまで下げられるか」聞くのが良いでしょう。交渉するときは、一つ目に紹介したコメント逃げも配慮してください。
値下げ交渉の対処法メルカリの自己紹介文も確認してみてください。値下げ交渉について「常識の範囲内」「フォロー割」といった記載があるかもしれません。
メルカリでは、必ずしも自己紹介を読む必要性はありません。しかし、値下げを希望する場合は「目を通しておく」と、相互にとってもスムーズです。
タメ口、上から目線
タメ口、上から目線での対応は、お互い最後まで不愉快なやりとりになる上、場合によっては取引後のトラブルへ繋がる可能性があります。
メルカリは、ネット通販と同じで「相手の顔」が見えません。また、お店とお客ではなく「個人間での取引」のため、利用者によっては言葉遣いを気にしない方も多いのです。
たった一言でブラックリストに登録されると、なんだか後味も悪いですよね。
言葉遣いの対処法メルカリ上の言葉遣いも必須ではなく「推奨」です。しかし、不愉快となる言葉遣いは「自分、相手」のどちら側も気になってしまうもの。ほしい商品や売りたい商品のためを思うなら、丁寧な言葉遣いを心がけましょう。
質問の回答が遅い(レスポンス)
質問をしたにも関わらず、返答がない、回答が遅い場合も、購入検討のユーザーから敬遠されてしまいます。
中には「1週間、1ヶ月返答がない」出品物も見かけます。もちろん返答なしでも商品が売れることはありますが、コメント欄は「いつ、誰が」見ているかわかりません。出品者のレスポンスは、実はとても重要視されているのです。
レスポンスの対処法検討者さんから質問がきた時点で、少なからず商品に興味をもっています。1日経つと気が変わってしまうことがあるので、できれば当日中には返答を返しましょう。
発送が遅い
出品者であれば、商品発送までの期間も気にしておきたいところでしょう。購入者が急ぎではない場合でも、迅速な対応をすることは「信頼」にもつながります。
リピーターになりそうな利用者を「なかなか商品が発送されない」と不安にさせてしまうと、悪い評価がつく上に、次回以降は商品を買ってもらえなくなります。
発送処理の対処法出品するときは、送料を上乗せするしないに関わらず「メルカリ便で送料込み」に設定しておきましょう。メルカリ便なら「発送手続きのできる場所」も多く、仕事で忙しい方でも「深夜のコンビニ」から送れます。「土日のみ」など、あらかじめ発送日時を自己紹介で書いておくのも一つでしょう。
入金が遅い
先ほどは発送でしたが、購入代金の「支払いが遅い」場合も注意が必要でしょう。支払いするつもりであっても「1週間入金がない」場合、取引キャンセルする出品者もみえます。
メルカリの支払いには、3日の期限があります(コンビニ払いの場合)。支払い期限をすぎると、出品者はペナルティなくキャンセル手続きを行うことが可能。また、キャンセルと同時にブラックリストに登録する方も多く、同じユーザーから商品を買うことができなくなるでしょう。
入金手続きの対処法もし入金が間に合いそうにない場合は、事前にコメントを入れましょう。コメントがある、ないだけでも、印象は違います。また、支払いを「メルペイ」に設定しておけば、入金忘れ、手間もありません。
受け取り評価が遅い、しない
商品を受け取りすると、購入者は受け取り通知、評価と進みます。しかし、メルカリでは「受け取り評価をしない」トラブルも多いですね。
売上金は、購入者が受け取り評価をすることで出品者に入ります。出品ユーザーの中には、諸事情により「すぐに売上金が必要」という方も、少なからず見えるでしょう。トラブルを避けるためにも、商品を状態や動作を確認したら、速やかに通知をしてください。
受け取り評価の対処法一定期間の間に受け取り通知がされない場合、事務局が自動的に取引を終わらせます。もし何らかの理由でメルカリアプリが使えない場合は、PCでも確認をしてみましょう。参考までに、自動で取引が終わった場合は「お互いに評価」はつかない仕様です。
商品に対して「神経質」
メルカリに出品されている品物の多くは「中古品」です。普段から中古を購入したことがない場合、傷や汚れに対して「神経質」になってしまうことがあります。
仮に説明にない傷汚れは、目立つようなものでない限り理解をしておくべきでしょう。手元に届いたあとで「肉眼ではほとんど目立たない傷」でクレームを入れても、購入者へのペナルティ、出品者とのトラブルになるだけです。
商品確認の対処法メルカリの状態選択には、新品・未使用、目立ったキズ汚れなし、少々傷キズ汚れあり、キズ汚れあり、全体的に状態が悪いの5つがあります。しかし、状態選択はすべて個人の主観によるもので、アテにならない出品物も多いです。傷汚れに神経質な方は、中古の購入を控えるか、何度もコメントをして「十分に納得してから」購入しましょう。
報復評価(想定評価)
正直なところ、報復評価(想定評価)は「お互いの印象」を悪くするだけです。報復評価とは、「相手の悪い評価に対して、報復感情で悪い評価をつける」こと。想定評価は、僕が勝手に名付けた言葉で、「あらかじめ相手に書かれそうな評価を想定して、評価やコメントを残す行為」です。
メルカリでは、評価で書いた内容は「過去100件」を超えるまで消えません。評価内容は、どのユーザーでも見れるようになっています。つまりお互いに悪いコメントをつけ合うことで、相手の印象だけでなく「自分自身の印象」にも影響する可能性があるんですね。
評価コメントの対処法僕自身も正直いうと、最初のころは「ちょっとしたことで相手に悪い評価」をつけたり、「コメントでよくないこと」を書いていました。同じように、相手の態度や言葉遣いで「カッとなりやすい」場合は、評価コメントの定型文を用意しておきましょう。「お取引いただいて、ありがとうございました。迅速な対応に感謝します。」と簡単な文言OK!あとは、評価を気にしないことです。
無言取引
無言取引も、メルカリではよくある行為です。無言取引とは、購入して(落札されて)から「一度もコメントを残さず」に取引を終えることです。
連絡あり、なしについては気にしない方もいますが、「不慣れな方」や「連絡を取り合うのが常識」だと考える利用者が多いのも事実。できれば、出品側、購入側どちらも「最低限のやり取り」はしておくべきでしょう。
無言取引の対処法メルカリには、自動コメント機能がありません(ヤフオクでは、オプションで設定ができる)。もし仕事などで忙しく、こまめな連絡できない状態であれば、自己紹介文に「連絡ができない場合もある」など一言添えておくことをおすすめします。今でも新規ユーザーが絶えないメルカリなので、初心者さんのことを考えたページ作りを心がけましょう。
まとめ
メルカリで嫌われやすい、ブラックリストに登録されやすい行為10つを紹介しました。恥ずかしながら、ここまでの内容はすべて経験があるものばかりです。初心者のころはトラブルも多く、相手を不安にさせてばかりでした。
今では、購入者に「商品や対応で喜んでもらえること」が、メルカリを使用している理由の一つとも思っています。これまでの内容を参考にしていただき、より快適なフリマライフを楽しんでくださいね!
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