当記事では、リサイクルショップで損をしてしまう「ある判断材料」についてまとめています。
元店員、リサイクルショップ好きだから言える、判断材料の裏を大暴露!
店頭に品物を持ち込むとき、その持っていき方でも査定金額に反映するの?お客さんによって金額を変えるって本当?など、疑問に思われた方は必見の内容となっています。
リサイクルショップにゴミ袋で持ち込むと損をする?客の判断材料とコツを大暴露
リサイクルショップや質屋に査定を依頼するとき、みなさんはどのように受付カウンターまで持っていきますか?
- 大半の方は、
- 段ボール
- ゴミ袋
- ショッパー(ショップの紙袋など)
- 裸
ほとんどの方は、上記の5つになると思います。
さらに、ここでちょっとした問題です。
この中で、買取スタッフが「最も高く取ってくれそうな状態」は、一体どれだと思いますか?
- 商品を分けずに、大きな紙袋にまとめて持っていく
- 商品を分類して、大きな紙袋にまとめて持っていく
- 雑貨、衣類などと分類して、いくつかの紙袋で持っていく
- 掘り出し感があるように、何でもかんでもゴミ袋にまとめて持っていく
実はリサイクルショップへ直接持っていくとき、最も効果的な持っていき方と、最も損をしてしまう持っていき方が存在します。
量がたくさんある方だと、それだけ損をする可能性があるということにもなります。

同じお客さんとはいえ、それは避けておきたいですよね。
最も印象のよい持っていき方
さっそく先ほどの回答をご紹介していきます。
感の鋭い方であればすぐに分かると思いますが、正解は3番の「雑貨、衣類などと分類して、いくつかの紙袋で持っていく」です。
効果のある持っていき方というだけあって、根拠的な理由があります。
スタッフが査定しやすい
商品をあらかじめ分別しておくことで、スタッフが査定しやすい状態になります。
最初から査定がしやすい状態であれば、持ち込み品のなかで値段がつく物に時間をかけられるのです。
査定に関してですが、お客さんを考慮してある「ショップが程度の時間」を設定していることも多いです。
いかに効率よく査定ができる状態かで、お店への配慮にもつながります。

お店に配慮する必要なんてあるの?
と思いがちですが、最初の印象はとても大切です。
受付の段階で、この人がどういうお客さんか?他にはどういう物を持っているのか?と、ある程度把握できてしまうのです。
また、お店側としてはその日だけの査定ではなく、次の査定につながる「リピート客」を少しでも獲得しようと必死でもあります。
管理人は常に親近感を忘れずに持ち込んでいましたが、やはり買取アップにはつながります。

店員が無愛想なお店であれば、それまでです。無理に利用はしないように!
強引に交渉に持っていくより、丁寧で印象をよくした方が最終的にメリットも大きいというわけですね。
最も損をしてしまう持っていき方
では逆に、査定金額を損してしまう持っていき方はどれなのかという点です。
もうお分かりですよね?
正解は、4つ目の「何でもかんでもゴミ袋にまとめて持っていく」です。
なぜ一緒にするのがダメなのか、これには2つ理由があります。
1、金額を気にしていないと思われる
よく古着の持ち込みでありがちな例ですが、ブランド服とノンブランド服をまとめて持っていく人がいるとしましょう。
この際、洋服の購入先は「中古ショップとブランド店」どちらも混ざっている状態です。
通常であれば、ゴミ袋で入った状態で上から査定をし始める、もしくは一気に出して査定しますよね?
中身はシワシワ、ぐちゃぐちゃです。
正直この状態では、仮にノンブランドばかりの中にブランドが混じっていたとしても「まとめて査定」されるのがオチです。
1着が100円ならまだしも、もし1000円つく物だったらどうでしょうか?1着1000円なら、メルカリで3000円ほどでしょう。
これは「会社の査定基準」だけに関係すると思いがちですが、じつはスタッフと持っていき方にも大きな原因があります。
持っていき方については先ほどお話しした通りですが、問題はスタッフです。
中にはアルバイトも存在する
大手リサイクルショップで査定するスタッフは、基本的に各分野の知識を持っている人がおこなえる体制なっています。
ただし、小規模、何でも屋などのリサイクルショップには
「スタッフがいない」
「アルバイトが査定する」
といった事例もあります。これが、一体どういう意味を表すのか。
まだ知識の浅い、特定の分野の知識がないスタッフは、当然ながら別分野のブランドを知らない状態です。たとえマニュアルがあったとしても、状態で査定基準が変わってしまい、ブランドから弾かれてしまいます。
よくメンズとレディースの基準が違うともいいますよね?
女性スタッフがビンテージ古着を見たところで、査定額が安いどころか「引き取って処分される可能性」も高いのです。

管理人は過去にビンテージを持ち込みましたが、状態という理由ででお返しされました。スタッフは40代ほどの女性です。
結局、別のショップでは15000円という結果になりました。
2、持ち込む側が把握していない
どれだけいいものが混じっていたとしても「持ち込む側が大して気にしない」というのも、とくに損をするパターンでしょう。
大して気にしないということで、中に何が入っているかもわかりません。
先ほどの、

ゴミ袋でぐちゃぐちゃ持ってきている以上、この人は金額を気にしていないかな
と、あるショップやスタッフに思われれば「お店の思うツボ」です。足元をみるような査定をされるでしょう。
今までそんなことを気にしていなかった方は、不快に思われたかもしれません。ただ、このようなショップも存在するということを、十分に理解してほしいのです。
もし心配な方であれば、専門のスタッフに見てほしいと伝えましょう。
一言あるのとないのでは、査定や印象などが変わってきます。
宅配でも影響する?
店頭買取であれば持ち込みとなりますが、宅配買取はどうなのかも気になります。
この点については「初めての宅配買取!少しでも高く売る方法を元店員が伝授」でご紹介しています。ぜひご参考にしてみてください。
「ゴミ袋の持ち込みは損をする」まとめ
少しでも高く売りたいというのであれば、ショップの評判だけでなく自分自身を変えてみるのも一つの方法です。
雰囲気がよく常連さんがたくさんいるようなスタッフでも、じつはその裏で
- 「利用者の持っていき方」
- 「初回の印象」
で、買取率をさげることもあるのです。
もちろんこれは、どちらが悪いということではありません。

下記は、あくまでも主観です。
お互いにメリットが発生することで、最も最善な査定結果につながるのではないかと思います。
何度もいいますが、スタッフの対応が悪いお店は利用しないよう!
仮に納得して売っても、とんでもない金額で売られていることがありますから。
買取を利用されるなら、ぜひ店頭で相性が良いスタッフを見つけていただき、少しでもストレスのないリユースライフをお送りいただけたら管理人も嬉しいです。
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