「古着が好き!」
「おもちゃ、フィギュア、トレカが好き」
「人と関わるのが好き」、など
リサイクルショップ(リユースショップ)で働きたいと思うきっかけは人それぞれ。趣味に携われるリサイクルショップの仕事に興味を持っている人も少なからずいるのはないでしょうか。
自分の好きなように仕事ができる「最高の職場」でした!
この記事は、バイト含めて11年以上リユースショップの販売員(査定員)を経験した私が、リサイクルショップの仕事内容・苦労したこと・魅力についてご紹介。
- やりたいことがない・就職したいなど、仕事面で悩みや不安がある
- 少なからず、リサイクルショップの仕事に興味がある
- 職場・人間関係のストレスが原因で、体を壊しかけた経験あり
- 好きなことを仕事するきっかけがほしい
すこしでも買取査定やリユース品販売の仕事に興味がある方は、ぜひ最後までご覧ください。
リサイクルショップで働く前に知っておくべき仕事内容
まず初めに質問しますが、リサイクルショップにどんな「イメージ」をお持ちですか?以下を参考にして、「利用者目線」で考えてみてください。
リサイクルショップの第一印象は?
- ワクワクして楽しそう
- 店員が仲良い
- 買取が安い
- 店内が汚い(不潔)
- せこい人が多い
- 偽物を平気で売る店
- 変人が多い
- 暗い人が多い
- いつも暇
- なんだか胡散臭い
良い・悪いはさておき、人それぞれ印象は違うと思います。
ちなみに私の場合、バイトを始めるまで「せこい店」のイメージしかありませんでした。
口が悪くて、すみません…。
「昔の話」です。
リサイクルショップの仕事は暇?大変?
リサイクルショップの仕事は「楽」ではないにしても、他業種に比べるとそこまで大変ではないです。働くお店次第では「暇だな…」と感じる場面が多いかもしれません。
一方、最近のリサイクルショップは「売り方」「お店の雰囲気」が、昔と比べて大きく変化しました。中でも、ブランド品や洋服など「ファッションアイテム」中心の店舗を数多く見かけます。
店主が一人で、なんでもかんでも運んだり、掃除したりする時代は終わり。
それぞれ担当も持たせてもらえるので、好きなものや趣味などがある人なら楽しく働ける環境です。
ただし、リサイクルショップで働くうえで最初に理解してほしいこともあります。
リサイクルショップで働く意味・理由を考える
もし、リサイクルショップで働きたいなら「働く目的」を明確にしておくと良いです。目的とは、たとえば「とにかくお金を稼ぎたい」とか「将来のための知識、経験のため」などです。
「楽そうだから」を理由に、先を見ずに”だらだら”働くのはおすすめしません。
これで若干、後悔しています…
リサイクルショップの仕事内容
リサイクルショップの仕事内容を、ザッとまとめました。仕事のイメージを多少なりとも掴んでもらえれば幸いです。
アルバイトの仕事
- レジ、接客
- 電話対応
- 値付け(指示受け商品)
- 出張買取の手伝い
- 各部門の商品整備
契約社員、正社員の仕事
- 買取査定
- マネジメント、チームリーダー
- 値付け(指示出し)
- 出張買取
- 商品、在庫の管理業務
- 店長代理業務
ちなみに勤務していたお店で「店長代理業務」以外をすべて経験。どれだけの業務(役職)を任されるかは、お店の方針によります。
大変なのは、どんな「仕事、物事」でも同じ
仕事を探すとき、「とにかく楽にお金を稼ぎたい!」という方も多いのではないでしょうか。リサイクルショップが「他よりも楽に働けてそこそこ給料ももらえる」のは、一つのメリットかもしれません。
ただ、注意点として「働く人」によって感じ方が変わります。アルバイトからの下積み時代があるので分かりますが、肉体的より「精神的」に大きな負担がかかると思います。
「古着、ゲーム、トレカ」好きなものだけとは限らない
仕事内容をあらためて確認しますが、入社したてのアルバイト店員は、値付け、掃除、レジ業務を任されることが多いでしょう。値付け、掃除、整備といった仕事は「自分の好きなもの(興味ある物)」であるかは、働くお店次第です。
面接にて仕事内容を説明されると思いますが、入社後に変わることも日常茶飯事です。仕事とはいえ、好きでもないものを触っていても楽しくないですよね。単に稼ぐだけならいいですが、その分、大切な時間を使います。
値付け、掃除をして身に付くスキル。働く前に、想像してみてください。
リサイクルショップのアルバイトが、勤務後すぐ辞めてしまう原因の一つ。もちろんバイトとはいえ、すぐに辞めてしまうと会社や店舗に迷惑がかかります。
今までの仕事内容を十分に理解した上で働くようにしましょう!
リサイクルショップのレジ業務は特殊
レジや接客についても話しておきますが、リサイクルショップの場合は「少し特殊」です。いろんな商品を扱っている以上、お客さんも「老若男女」「国籍」問いません。南米系の方、アジア国の方もいれば、少し強面の方も来店します。精神面であまり強くないという人は、それだけで負担がかかりでしょう。
また、リサイクルショップでは、ブランドバッグ、ブランド時計、貴金属といった高級品を多く扱います。お客さん関係なく、普段よりも丁重な接客をする必要が求められるでしょう。
接客ひとつで「売上」につながるためです。単にレジ業務といっても、じつは大きな責任感あり!
前述した通りリサイクルショップの仕事内容はそれほど大変ではありませんが、レジ
、掃除、仕分け、値付けに関わらず「責任感」を忘れないようにしましょう!
どんな人がリサイクルショップ店員に向いている?
少し厳しい話から「リサイクルショップの店員はおすすめしない」と聞こえた方もいると思います。それでも筆者は、なんだかんだで10年以上も働きました。ここまで続いた理由は、「自分を知ること」を入社直後におこなったためです。
楽しく働きたい!という気持ち
仕事の「向き、不向き」は、人によります。こればかりは仕方のないこと。誤解しないでほしいのが、リサイクルショップの店員には「特別なスキル」「素質」が必要ないこと。もっとも重要なのは「好奇心」です。
リサイクルショップ店員になると、毎日、新しい発見を得られます。「仕事がつまらなかったらどうしよう」と思っていても、好奇心さえあれば意外と楽しく続けられるもの。何より、楽しく働かなければ「表情」にも出てしまいます。
お客さんが、いつどこで見ているかわからないですからね。
リサイクルショップが求める人材
リサイクルショップが求める人材は、ほかの企業と比べてすこし異なります。一概には言えませんが、簡潔にいうと「学歴」より「人間性」を見ます。
リユース店が求めるスタッフ例
- 学歴がいい
- 頭がいい
- 物事を難しく考える
よりも
- 楽しみながら働ける
- 言われたことを素直にやれる
まずは働きたいと思うリサイクルショップに、自分が触っていて好きなものを取り扱っているか調べてみましょう。
また、「働いているスタッフと仲良くなれそうか」「続けられそうな環境か」、お客さんとして下見をしておくことも大切です。
リサイクルショップの仕事を経験する
リサイクルショップの仕事内容について説明してきましたが、実際に勤務しないと仕事イメージも掴みにくいと思います。真剣に働きたいと考えるなら、さっそく行動に移してみましょう。
もし本当に合わず、入社後すぐに「やめたい」といった場合があるかもしれません。でも、それはそれで仕方のないことですし、せっかく興味があるのに「迷う時間」が非常にもったいないです。
多数のリサイクルショップの仕事が掲載されている求人サイトをいくつか紹介しておきます。
ギガバイト
出典 ギガバイト公式サイト
https://gigabaito.com/kanto
ギガバイトは、全国30万件ほどの掲載からすぐに希望の仕事が見つけられる、求人サイトです。
リサイクルショップの求人も多く、
・注目アルバイト
・厳選アルバイト
の特集も、更新頻度が高め。
まめにチェックしておくと良いでしょう。
画像では関東となってますが、トップページからエリアを変更することができます。
ギガバイトの効率的な探し方求人検索「リサイクルショップ、ショップ名などを入力」
マッハバイト
出典 マッハバイト公式サイト
https://j-sen.jp/
マッハバイトでは、バイトが決まれば、最大1万円のボーナスがもらえるキャンペーンを開催中。
ギガバイトよりは、件数が少なめ。
・人気エリア
・人気アルバイト
から、自分にあった仕事を探すことができます。
掲載件数は、おおよそ17万件以上。
マッハバイトには「リサイクルショップ、質屋」という職種項目もあるので便利です。
マッハバイトの効率的な探し方職種から探す→販売→リサイクルショップ、質屋のバイト
バイトル
出典 バイトル関東
https://www.baitoru.com/kanto/
バイトルは、3社の中では最も掲載数が多い求人サイト。
全国で180万件以上の仕事から探すことができます。
独自の絞り込み機能であったり、バイトルiosアプリも利用できます。多くの店舗から探してみたいという人は、バイトル一択かもしれません。
難点をあげるとすれば、パソコン版公式サイトがやや見にくい。人によっては特集が多すぎて、探しにくいと感じるかもしれません。
※アプリやスマホ版は探しやすい。
バイトルの効率的な探し方フリーワードから検索「リサイクルショップ、ショップ名など」
また、これらの求人サイトは「期間限定でお祝い金もゲットできる」ようです。合わせて確認をしておきましょう!
まとめ
10年以上もの査定員・販売員の経験者が、リサイクルショップの仕事内容について詳しく紹介しました。
リサイクルショップに長期勤務して、掃除、査定、リーダーまですべて経験しています。筆者の私は、働く中で「物の大切さ」や「人との関わり」について多く学ぶことができました。
「人と関わるのが好き」
「物を大切にするのが好き」
このような方には、ぜひ経験してほしい仕事だと心から思います。
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