この記事では、セカンドストリートでのiPhone・スマホの買取について徹底ガイド。携帯電話を売った人の口コミ評判、スマホを高く売るコツや売却時の注意点などを詳しく解説します。
iPhoneやGalaxyといった人気のスマホ、買い替えや故障をきっかけに不要になることも多いですよね。
買取サービスへの売却を検討中の人もいると思いますが・・・

『定価の何割くらいで買取してくれるの?』
『買取価格表を見ることはできる?』
『LINEなどで事前に査定金額を教えてほしい』、など
さまざまな疑問が思い浮かぶと思います。
- 新機種に買い替えて必要なくなったスマホを売りたい
- ガラケーなどの古い携帯電話ガラケーなど、壊れたiPhoneもお金にしたい
- Appleやアンドロイドなどのスマホを損なく売りたい
「スマホを損なく断捨離したい」方は、ぜひ本内容を活用して1円でも高い査定にしていきましょう。
セカンドストリートで売れるiPhone・スマホ(スマートフォン)
はじめに、セカンドストリートで売れるスマホ機種を見ていきます。
iPhone
アップルの人気スマートフォン「iPhone」は、セカンドストリートの強化買取アイテムの一つ。iPhone17、iPhone16、iPhone15などの近年モデルはもちろん、傷の具合によってはiPhone7前後の機種でも買取可能です。
またiPhoneだけでなくiPad・その他Apple製品(Mac本体、キーボード、マウスなど)の買取にも力を入れています。
Androidスマホ
グーグル社(Google)が開発する「アンドロイドOS(Android)」を搭載したスマホ端末も強化買取中です。
・SONY / Xperia(ソニー / エクスペリア)
・FUJITSU / ARROWS(富士通 / アローズ)
・SHARP / AQUOS(シャープ / アクオス)
・Google / GooglePixel(グーグルピクセル)、など
iPhoneと比較して販売数は少ないものの、上記機種の多くはセカンドストリートの強化買取メーカーです。アップル製品と同じく「多少の古い機種」でも見積もりに期待が持てそうですね!

過去に一度、Androidスマホに機種変更。iPhoneの慣れすぎが原因で、すぐに売却しました…。
ガラケー
セカンドストリートは「ガラケー」も売れます。ガラケーとは「ガラクタ携帯」の略称で、スマホ以外の折りたたみ式などの携帯電話のこと。
買取可能なガラケーも決まっていて、発売されてから5年前後の機種を目安にしておきましょう。また、各キャリア(au・docomo・softbankなど)がシニア層に向けて販売する「かんたん携帯」も取り扱っています。
タブレット(iPadなど)
セカンドストリートでは、スマホだけでなく「タブレット」も売れます。
人気機種で挙げられるのは、アップル社のiPad(アイパッド)です。
・iPad Air
・iPad mini
アイパッド本体に加え、アップルペンシルや専用カバー(スマートキーボード・マジックキーボードなど)も買取強化中。
売れるのは白ロムのみ
スマホ買取で最も注意すべきは「ロムの状態」です。セカンドストリートでは、機種・新旧などに関わらず白ロム端末のみ買取可能です。白ロムとは、SIMカード(個人情報カード)を抜いた状態の携帯電話で、新規発行もしくは現在使っているSIMカードを差し込むだけで使える本体のこと。
たとえば分割の支払いローンが残っており、電話会社に制限をかけられていた場合は「赤ロム」と言われる端末です。赤ロム・黒ロムは、セカンドストリートでは売れません。
白ロム・・・「売れる」SIMカードの入れ替えだけで、問題なく使用できる
赤ロム・・・「売れない」端末代金の未払い等で、利用制限がかけられている
黒ロム・・・「売れない」現在使用中の端末。SIMを抜けば赤・白のどちらか
セカンドストリートにスマホ買取金額リストはある?
買取金額リストを参考に、スマホを売るかどうか決めたい方も多いかと思います。
残念ながらセカンドストリートにiPhone・Androidスマホの買取金額リストは存在しないです。
また、各スマホに限らず『すべての商品』で買取金額一覧を公開しません。

査定リストを公開する業者が多いなか、初めての人は査定金額のイメージが掴みにくいのが欠点…。
電話やLINEで査定金額を聞けるか試してみた
買取金額の一覧表がないなら、電話やLINEを使って見積もりできるか試してみました。
電話の場合
家から30分圏内のセカンドストリートに電話で問い合わせた結果、「申し訳ありませんが、電話での買取金額はお断りしています」とのこと。
電話での査定はNGは、セカンドストリート公式ホームページでも記載していました。
お電話、メールフォームによる買取のお問合せはご遠慮ください。
参照:セカンドストリート「買取でよくある質問」より
LINEの場合
セカンドストリートには公式LINEアカウントが存在します。しかし、このアカウントは配信専用で、こちらからメッセージを送ることはできません。

流行りのLINE査定も使えない…。
電話、LINEの対応はweb買取も一緒?
iPhoneは店頭買取のほかに「web買取」でも売れます。ただしweb買取は電話問い合わせをしておらず、メール・LINEも店頭買取と同じです。
ここまでのまとめ
- セカンドストリートでは、スマホの買取金額リストを公開しない
- 電話やメールでも査定不可で、LINE査定も使えない
- 見積もり金額を知るには、店頭買取
・web買取のどちらかで査定(無料)するしかない

「〇〇円で売れました〜」「業者〇〇が一番高かった」
上記のようなレビューはタイミングと買取条件でまるっきり違うので、参考程度にしましょう。痛い目に合います。
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iPhone・Galaxyなどのスマホを高く売るコツ
せっかく買取するなら、少しでも高く売却したいもの。
iPhoneやGalaxyなどのスマホを高く売るコツを紹介します。
付属を揃えておく
購入当初の付属品はできる限り揃えておきましょう。
機種により付属は異なるため、ここではiPhoneを例に具体例を紹介。
箱
機種によっては、元箱・化粧箱・中箱が買取金額に大きく影響する可能性があります。
「食べ染みが付いた」
「踏みつけて潰れた」、など
たとえ外装の状態が悪くても、一緒に提示しておきましょう。
充電ケーブル
充電ケーブルとは、USB状のiPhone(または各種スマホ)とアダプターつなぐ線です。近年モデルはLightning端子が主流で、こちらは単体でも値段がつきます。
ACアダプター
ACアダプターは、充電ケーブルを接続して使う充電器本体です。ケーブルに比べて数が集まりやすく、単体ではほぼ値段が付きません。
イヤフォン
イヤフォンの付属は、機種によりけりです。たとえばiPhoneなら、数年前までのモデルにイヤホン(マイク付き)が付属します。
Apple社のイヤホンは、個別にて500円〜980円で売られているケース(未使用)もあり、できれば一緒に査定したい付属品の一つです。
説明書・アップルシール
説明書(マニュアル)やアップルシールも付属の一つですが、買取金額にはほとんど影響しません。最近はメーカーの公式サイトにて「電子マニュアル(PDF)」を配布します。
説明書が欠品する品物には、リユースショップ側が印刷することがも多いんですね。

セカンドストリートで販売する一部家電にも、印刷された説明書が付属します。
SIMカード解除ピン
SIMカードを本体から取り出すとき、特殊なピンが必要です。
ほとんどのApple・Androidのスマホには、このSIMをカード解除ピンが付属しているはずです。
ただピンに関しても個別で売る店舗は少なく、買取金額には影響しません。仮に紛失・折れ・破損してても取り寄せは不要です。
端末の汚れを落とす
爪楊枝やティッシュを使って、あらかじめ端末の汚れを取り除いておくのも効果的です。
リユースショップは買取〜商品化するまでにメンテナンス業務があり、売る側が汚れを落としておけば掃除が不要です。
メンテナンス・掃除はスタッフの給料から実施されるため、当然、その分の買取金額アップが見込めます。

「相手のことを考える」
モノを売るときの基本ですね!
一方で、過度なキズ消しには要注意です。
スマホは端末本体に特殊コーティングされている場合が多く、無理に磨くとキズが悪化する恐れもあります。できればメガネ拭きなどの「柔らかいクロス」だけ使用しましょう。
キズ消しクリームなどを併用する場合は、自己責任でおこなってください。
最新かつ一番キレイな状態で売る
最新かつ一番キレイな状態、それは「今日」です。
ここ近年は、各メーカーが毎年のように新しい機種が発表していますよね。
「一年経過したスマホは価値半減」
そこまで酷いことは言えないものの、価値が落ちるのは明確です。
- “だらだら”と使って、無駄にキズを増やさない
- スマホは『販売サイクル』の早く、価格変動が激しい
フリマでも買取でも、売却を決めたら早めの行動をキモに命じておきましょう。

参考までに、セカストの買取保証は当日のみ!
買取キャンペーン・クーポンを活用する
定期的に開催される、買取キャンペーン・クーポンはぜひ活用しましょう。
機種によっては、千円単位〜と大幅な買取アップが見込めます。
キャンペーンの開催時期は業者ごとで異なるため、下記を活用して配信を見逃さないようにしましょう。
- 公式アプリ
- メルマガ
- LINE友達、など

別の記事で、セカンドストリートの買取アップ時期を詳しく解説。
各機能(ボタン・カメラなど)の動作確認
各ボタンやカメラなどの動作確認は、iPhoneやスマホを売るときの基本。
今まで正常に動いていても、査定日もしくは数日間だけ不具合が起きる可能性も無きにあらずです。
もし運悪く査定中に不具合が見つかれば、減額にも影響します。
面倒ぐさがらず一日だけでも触っておくことをおすすめします。
待ち時間短縮を心がける
もし店頭買取でiPhoneなどのスマホを売る場合は、待ち時間短縮も心がけましょう。スマホの査定一つで1時間も待たされるのは、少し気が引けますよね。

時間も査定のうち!
ここでは、買取査定に出す前に準備しておきたい4つのポイントをご紹介します。
- フル充電しておく
- 初期化・リセットする
- SDカード・SIMカードを抜いておく
- 特殊機能は解除しておく
フル充電する
フル充電しておくのは、スマホ買取の基本です。バッテリー残量なしで持ち込んだ場合は充電がスタートとなり、それだけ査定終了までに時間を要します。

最悪の場合、見積もり自体を断られることも。
満タンでなくとも、端末の誤作動による急速なバッテリーの減少を考慮し、最低でも50%以上は充電しておきましょう
初期化・リセットする
iPhoneやスマホを売却するときは、初期化・リセットをかならず行いましょう。セカンドストリートのスマホ買取では、初期化が絶対条件です。初期化していない場合は、その場で作業をする手間が発生します。
端末の設定アプリの「リセット」もしくは「工場出荷状態に戻す」という項目にて初期化が可能です。
ただし、端末をリセットするときは必要に応じてバックアップを取ってください。本体を初期化すると、内部データはすべて消滅します。

バックアップをとらずに消した苦い過去あり…。
SDカード・SIMカードを抜く
SDカードやSIMカードも、かならず「査定前」に抜いておきましょう。各種カードが入っている状態では買い取ってもらえません。
とくにSIMカードは専用ピンがないと抜くことができません。抜き忘れた場合は、査定カウンターでSIM取り外しピンを借りるか、再度、自宅にて取り出す作業が発生します。
特殊機能を解除する
特殊機能の解除も忘れないようにしましょう。ここでいう特殊機能とは、各種アカウントの連携解除などを指します。
たとえばiPhoneの場合、Apple IDやiCloudの連携解除、「iPhoneを探す」をOFFにするなどの作業が必要です。
また、一部の機能を解除するにはネットワーク環境が必要です。セカンドストリートの店内では通信が不安定になる可能性もあるため、自宅などWi-Fiが使える環境であらかじめ解除しておくと安心です。

店内の場所によって全く繋がらない時ってあるんですよね。
マイネオなどの「低速プラン」契約の方も要注意。
セカンドストリートでスマホを売るときの注意点
セカンドストリートでスマホを売るときの注意点をまとめました。
買取には本人確認書類が必要
スマホに限らず、買取には本人確認書類が必要です。本人確認書類とは「運転免許証」「国民健康保険証」などの国が認める身分証明書のことです。
セカンドストリートでは、本人確認書類のコピーを取るのではなく、「登録番号」を控える形で確認を行います。なお、クレジットカードや公共料金の支払い伝票などは、本人確認書類としては認められませんので注意が必要です。
廃棄買取の場合あり
古いスマートフォン・携帯電話の端末は、廃棄買取となる場合があります。廃棄買取されたものは、店内で販売せずに回収業者に渡ります。
1点や2点の持ち込みであれば内容を把握しやすいですが、「なんでもまとめて売る」といった場合には、必ず見積書を確認するようにしましょう。
セカンドストリートでは、売る側から「詳細を教えてほしい」と申し出ない限り、1点ずつの査定内容を説明することはありません。

お互いの査定ミス・確認ミスで、本来500円つくものが10円買取…。
数百円の差額とはいえ、勿体ないです。
消耗品は未使用しか売れない
次のようなスマホ関連の消耗品は、未使用しか売れません。
- ケーブル
- イヤホン
- アダプター
- ケース(ブランドによる)
- フィンガーリング
- モバイルバッテリー(状態による)
ただし一部店舗の家電コーナーでは、使用済みのイヤホン・ケーブル・スマホケースなどの販売が確認できました。iPhone・Androidなどのスマホ本体を売る場合は、まとめて持ち込むのも良いかもしれませんね。
アプリを出荷時に戻す(おサイフケータイ注意)
アプリはすべて出荷状態に戻しておきましょう。初期化後になんらかの理由で端末に追加したアプリも削除してください。
とくに「おサイフケータイ」などの電子マネーを設定している方は注意です。
電子マネーとは、「携帯(スマホ)の中に財布の中身を入れて使うサービス」です。
たとえば次のようなものは、すべておサイフケータイや電子マネーとして登録できます。
・iD
・楽天Edy
・モバイルSuica
・モバイルPASMO
・nanacoモバイル
・モバイルWAON
・モバイルスターバックスカード
売却するスマホから上記の連携を解除しておかないと、新しいスマホで利用できないなどのトラブルにつながってしまいます。
解除方法はサービスやキャリア(携帯会社)ごとに異なるため、ご自身の状況に合わせて確認しておくことが大切です。

利用履歴が残っているだけで買取できないことも!
iPhone・スマホ・ガラケーの買取でよくある質問
そのほか、iPhone・スマホ・ガラケーの買取でよくある質問にサクッと答えていきます。
買取はメルカリやオークションでの売却には勝てない?
メルカリやオークションは仲介業者を挟まない、いわゆる『個人売買』です。そのため、金額だけで比べれば、どうしても人件費や店舗運営費、利益を差し引かなければならない買取査定が勝つことはありません。
ただし、メルカリやオークションには『手間』と『トラブル』がつきものです。手間としては、商品の撮影・説明文の記入・コメント対応・動作確認・梱包・発送・入金確認(※メルペイやPayPayは除く)などが挙げられます。
さらにトラブルとしては、配送中の破損や不具合が見つかった際の対応、知らないうちに偽物を販売してしまうリスク、さらにはペナルティやアカウント削除といったケースも考えられます。
一方で買取査定の場合は、「いくらで売れるか」「そもそも買取できるのか」すべてお店が判断してくれます。毎日忙しく過ごしている方でも、不用品を売却するために余計な労力や時間を割く必要がありません。

考えすぎると、いつまで経っても断捨離できないんですよね…。
親会社『GEO(ゲオ)』とセカストはどっちが高い?
『ゲオ』は、セカンドストリートの親会社であり、CD・DVDのレンタルや、ゲーム・スマホ・一部家電の販売・買取を行っています。
ゲオのスマホ買取での強みは、『買取金額リスト』を公開している点です。前述の通り、セカンドストリートでは一度査定を受けないと買取金額がわかりません。近くに店舗がない方や、あらかじめどれくらいで売れるか知った上で査定を受けたい方には、ゲオの利用がおすすめです。
また、ゲオとセカンドストリートを併設している店舗もあります。併設店舗では、スマホやタブレットの査定はゲオで行われるため、ある程度買取基準が統一されている可能性があります。
セカンドストリートで服や雑貨と一緒に売りたい場合でも、事前にゲオの買取一覧表を確認してから持ち込むと、スムーズに査定が進められるでしょう。
スマホを売るべきタイミングは?
不要なスマホを売るべきタイミングは、ずばり『今日』です。たとえば、明日に新機種が発表されれば、現在の全機種が型落ち扱いとなり、買取相場や一覧リストの金額も在庫状況によって変動してしまいます。
最もきれいな状態で売れるのも、今この瞬間です。買取キャンペーン中を除き、できるだけ早めに売却することを心がけましょう。
とりあえず店頭買取、宅配買取で査定だけしたい
店頭買取や宅配買取で「とりあえず査定だけ」といった場面もあると思います。
基本的にほとんどのリユースショップでは、査定のみでも手数料を取りません。セカンドストリートも完全無料で利用できます。

ブランド品の鑑定などは別。
興味があれば「鑑定と査定の違い」も一読ください。
分解したiPhoneやスマホは、買取業者にバレる?
自分でバッテリーやパネルを交換したなど、最近は「分解したiPhone」を所有される方も多いです。また分解したiPhoneを売る際に「買取業者にバレて断られないだろうか…」と悩みどころ。
スマホの買取査定では、基本動作・外装のチェックはおこなうものの、内部を開けてネジ・基盤・純正バッテリー有無の確認はしません。
現状では値段がつかないiPhoneやスマホでも、1,000円前後で修理して3,000円以上買取が期待できるなら検討の余地あり。

もちろん修理は自己責任です。
まとめ
セカンドストリートのiPhone・スマホ買取についてガイドしてきました。
- セカストは各種iPhone・一部のAndroidスマホやガラケーを強化買取
- 査定一覧リストは公開せず、電話・メールでも査定金額は聞けない
- 時間の無駄にしないために、買取対象の端末・売却前にやるべきことを理解
- セカストの親会社ゲオが公開する「機種別の査定リスト」を参考にする
- 付属品を取り揃える・キャンペーンの活用などして、高額買取に繋げる
これまで大切に使ってきた思い出のあるスマホだからこそ、少しでも納得のいく買取を目指したいものですね。この記事がすこしでも皆さんのお役になれば嬉しいです。
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