- ブランド品を専門とするリユースショップで洋服を売りたい
- カインドオルで売れるもの・売れないものを詳しく知りたい
- 買取不可の洋服やバッグをできるだけ最小限にしたい
本記事では、カインドオルで何が売れる・売れないのかと選別に苦戦されている方に向け、買取不可となる品を徹底ガイドします。
ブランド古着で評判の高いリユースショップ「カインドオル」ですが、どんな洋服やバッグでも売れるか悩む方も少なくないのでは?
買取ってもらえる品物は、地域や店舗でも違いますからね…
何度も発送や持ち込みをして「大切な品が傷つく」前に、カインドオルの買取基準を理解しておくことがおすすめです。
カインドオルが買取しない「ブランド」
基本としてカインドオルでは、店頭、宅配、出張の3つの査定から選べます。査定方法ごとで取り扱い品目を指定するサービスもありますが、カインドオルは全査定で統一。
売り方がシンプルなのはわかりやすいですね。
下記は買取できないブランドです。
ファストファッション
日本のファッション界を支えているファストブランド
カインドオルはファストファッションを買取しません。ファストファッションとは、「流行の取り入れた服を低単価で消費者に提供する業態・メーカー」です。
例えばユニクロ、ジーユー、無印良品などがファストファッションに該当します。
- UNIQLO / ユニクロ
- GU / ジーユー
- H&M / エイチアンドエム
- FOREVER21/ フォーエバートゥエンティワン
- ZARA/ ザラ
- COMME CA ISM / コムサイズム
- HONEY’S / ハニーズ
- GAP / ギャップ
- SPINS / スピンズ
- HOLLISTER / ホリスター
- Abercrombie & Fitch / アバクロンビーアンドフィッチ
- 無印良品
- 株式会社しまむら、他
宅配買取でファストファッションを売りたい場合は、ZARAやH&Mが売れる宅配業者まとめも合わせてご覧ください。
— 参照記事 —
>>ネット買取で売れるのは希少!ファストファッションにおすすめの宅配業者
廃業したブランド
コロナの影響から、廃業・撤退したブランドも多い
廃業・日本撤退ブランドもカインドオルは買取しません。廃業ブランドは「なんらかの形で倒産した会社もしくは販売終了したメーカー」です。
また日本撤退ブランドとは「もともと海外から日本上陸して店舗を構えていたが、売上などの原因で日本での販売を辞めたメーカー」です。
廃業はしていないものの、日本語表記の観点から取り扱いなしです。
2024年11月までに廃業、撤退を発表した有名企業をまとめました。
- a.g.plus / エージープラス(2020)
- AQUA GIRL / アクアガール(2020)
- American Apparel / アメリカンアパレル(2016)
- American Eagle / アメリカンイーグル(2019)
- CECIL McBEE / セシルマクビー(2020)
- Eddie Bauer / エディバウアー(2021)
- HUSHUSH / ハッシュアッシュ(2020)
- 3CAN4ON / サンカンシオン(2020)
- OZOC / オゾック(2020)
- OLD NAVY / オールドネイビー(2016)
- STUNNING LURE / スタニングルアー(2020)
- TOPSHOP / トップショップ(2015)、など
買取不可ブランドは日々変動します。2024年11月現在の最新情報は、カインドオル公式サイトのブランド検索で確認できます。
そのほかの廃業メーカーも、YahooやGoogleなどの検索エンジンから調べられます。
ノーブランド
ファストファッションとノーブランドは似て異なる
どの服がノーブランドになのか、疑問だった方も多いのはないでしょうか?
ファストファッション同様、ノーブランド対象となる洋服も業者ごとで異なります。
カインドオルでノーブランド対象になる服をまとめました。
ノーブランド対象品
- 品質表示タグに次のような表記がある服、バッグ等
- 全日本婦人子供服工業組合連合会
- 全日本紳士服工業組合連合会
- 全日本紳士服産業協議会、など
- ショッピンサイトで販売する、中国輸入の衣類品
- Amazon
- 楽天
- Yahooショッピング、など
- そのほか、カインドオルがブランド扱いできないもの
逆に取り扱いブランドリストに記載がない服やバッグが、カインドオルで売れる場合があります。
売れるか知りたい服は、申し込みする前に問い合わせておくとスムーズでしょう。
出張買取は品物による
カインドオルには出張買取サービスも利用できます。利用料無料かつ点数制限もありませんが、申し込みできるかどうかは内容次第です。
1点から売れるブランドもあれば、「量があっても訪問不可」の場合もあります。
カインドオルが買取しない「品目、種類」
続いてカインドオルで買取できない品目です。
下記のアイテム以外は「どれだけ高価なもの」でも査定してもらえません。
カインドオルは総合リサイクルショップではない
カインドオルはファッションに特化したリユースショップです。
雑貨、食器などは買取しませんので、注意してください。
衣類品でも一部取り扱いしない品があります。
水着(未使用含む)
水着は「未使用」「使用済み」にかかわらず買取しません。
ただし、海外ブランドや人気ブランドなど「買取ショップで需要のある商品」なら、金額がつく可能性もあるでしょう。
例としては、ルイヴィトン、ノースフェイスなどです。
買取ショップで需要の高いブランド
- ルイヴィトン
- シャネル
- モンクレール
- クロムハーツ
- ディースクエアード
- ノースフェイス
- パタゴニア、など
実際にkindal公式通販では、ステューシーやナイキのウォーターショーツも販売していました。
※2022/3月調べ
人気ブランドの水着なら、買取できる可能性あり!
インナー類全般
カインドオルではインナー類全般も取り扱いません。
次の商品が該当します。
- アンダーウェアと記載のあるもの
- キャミソール
- タイツ
- ボクサーパンツ
- ナイツショーツ
- 腹巻き
ブランドの場合は、同じく相談してみてくださいね。
カインドオルが買取しない「品物の状態」
ここまでの内容を一旦整理します。カインドオルでは「ファストファッション」「廃業ブランド」「ノーブランド」「水着」「アンダーウェア」が売れません。水着とアンダーウェアに関しては、高額ブランドなら相談するのも一つですね。
一方で、売れないのはブランドや品目だけではありません。状態や付属状況によっても買取不可となります。
デザインが古い
肩パッド入りは、典型的なデザインの古いアイテム
デザイン性が強く「流行遅れの洋服」は値段がつきづらいです。ブランドやアイテムによっては買取すらできません。カインドオルでは「購入年数」を指定しませんが、一般的には2年〜3年で型落ちと言われます。
ネーム刺繍入り
ネーム刺繍が入ったスーツ、ジャケットは買取対象外です。中には「きれいに除去すれば買取できないか?」と考える方もいるでしょう。
一度入れたネーム刺繍は、たとえ除去しても想像以上に跡が目立ちます。強化買取するブランド以外は、引き取ってもらえない確率が高いです。参考までに、ネーム刺繍の除去方法は次の記事で詳しく解説しました。
タグの切り取り
普段着はともかく、部屋着やパジャマのタグは痒くて邪魔だったりする
普段のクセで、洋服のタグを切ってしまう方も多いのではないでしょうか。
カインドオルでは、ブランドや品質表示のタグがない(切り取った)洋服は買取不可です。基本的に他のリユースショップでも、一部例外を除いてタグを切った服は取り扱いません。
状態が悪い
使用感がある服は、どんなに高いブランドでも販売しづらい
状態が悪いとは、「使用感が強い」「汚れがひどい」品のことです。
カインドオルでは、下記の状態だと買取できません。
- 洋服、バッグ
- 修復不可能の虫食い
- ダメージが多い
- デリケート部分にシミ汚れがある
- 劣化している(一部ブランド可能)
- 靴
- 血痕が見られる
- ソールの減りが強い
電池切れの時計
今の時代ダイソーでも工具や電池が揃うので、自分で直すのもあり。
カインドオルは腕時計も取り扱いますが、動作確認できないものは買取不可です。またバンドや竜頭が欠品するものも、一部のブランドを除いて売れません。
カインドオル が買取しない「付属欠品」
ここでは、付属が欠品していると、カインドオルでは売れない品を解説します。
クロムハーツ
クロムハーツの商品を売る場合、かならずインボイスが必要になります。インボイスとは「購入時した際に付属する販売証明書」のことです。ただし、どんな販売証明書でも良い訳ではありません。
次の「クロムハーツ正規販売店が発行する証明書」が該当します。
- クロムハーツ(国内、国外)
- ユナイテッドアローズ(全店)
- ドーバーストリートマーケット銀座
- ビヨンクール
- クリーム
一部時計、宝飾品
付属品に加えて、ショップ名が記載されたカードも重要
時計や宝飾品は、クロムハーツ同様に箱やギャランティがないと買取できません。
カインドオルでは箱やギャランティが必要な品を詳しく公開しませんが、基本的には「高級ブランドの商品」が対象です。
- ロレックス
- カルティエ
- パネライ
- ジャガー・ルクルト
- ブライトリング
- ウブロ
- シャネル
- ブルガリ
- ダイヤモンドを使った宝飾品(一部)
- エメラルド、ルビーなどを使った宝飾品(一部)
より高額に買い取ってもらうためにも、購入時の付属はできるだけ揃えて査定しましょう。
売れなかった品物の引き取り処分
服でも家電でも、もの捨てるのにお金がかかる時代
買取できなかった品で引き取り処分を希望する方もいるでしょう。
カインドオルでは、品物に関係なく一切の引き取り処分をしません。中には、買取の一部サービスとして「無料処分」をするリユースショップもあります。ファストファッション、ノーブランドもまとめて売れますので、ぜひ使い分けてみてくださいね。
まとめ
カインドオルの買取不可について話してきました。
まとめると、査定方法ごとで売れる品は基本的に同じですが、ノーブランド、ファストファッションは取り扱いません。出張買取を希望の場合は、申し込みできるか事前に買取内容の問い合わせが必要です。
また、状態、ギャランティの有無によっては買取できない品もあります。付属はできるかぎり一緒にまとめておきましょう。
カインドオルは一部の店舗限定で「LINE査定」が利用できます。店頭へ持ち込みができる方は、来店前にLINEで相談してみるのも一つですね!
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