「ドンキホーテやスーパーでつい食料品を買いすぎてしまう」
「使うか分からないけど、安いから買ってしまう」
――こんな経験、ありませんか?
じつは私も2019年頃まで、無駄な買い物を繰り返していました。「食べるつもり」で買ったものが、気づけば賞味期限切れでゴミ箱行き。お金も環境にも良くないですよね。
美味しそうなお菓子やデザートを見ると、つい手を伸ばす癖が…
食べないままゴミ箱に捨てるのは、お金をドブに捨てるのと同じこと。環境面でもよくありません。でも、ある習慣を取り入れたおかげで、買いすぎを我慢する必要がなくなったんです!
そこで、この記事では実際に私が「食品をつい買いすぎてしまう癖」を克服した5つの方法を紹介します。
- 買うつもりのなかった商品まで手にすることが多い
- 無駄遣いをやめたい(減らしたい)と思っている
- もっとお金を有効的に使いたい
- 節約して、生活費を切り詰めたい
「お金をもっと有効に使いたい!」と思う方は、ぜひこの記事の内容を参考にしてみてください!
食べ物を買いすぎてしまう原因、5つの解決方法
「売り場でつい食べ物を買いすぎてしまう原因(理由)」は、大きく次の3つが考えられます。
- スーパー、食品売り場の「マジック」に洗脳されている
- 何が「必要で、必要でない」か、自分でわかっていない
- 店内に入ると、お得な食品(もの)がないか探しまわる
思い当たるふし、ありませんか?
買い物は「目的」をもって行わないと、すべて販売者側の思うツボです。
私は、これに気付いてから「本当に必要なものは何?」と、買い物する度に考えるようになりました。
食品や食材の買いすぎをやめるには、「考え方」を少しずつ変えていくべきです。
余計な食べ物(食材)を買わないためにした、5つのこと
ここからは、実際に実施してきた(今もしている)5つの行動を紹介します。
1. エクセル(ノート)で、買った物をすべて記録
一つ目が「記録」です。購入した食品を記録することは、無駄買いを防ぐためにとても重要です。
今はフリーランスで必要不可欠のため、慣れました。
人は、無意識のうちに”次々と”モノを購入する癖があります。とくに最近は、クレジットカードやスマホ決済(PayPayなど)などのキャッシュレス化も進んでいて、買い物までの敷居がどんどん低くなっています。
一度、毎日どんなものにお金を使ったのか、エクセルやノートに書き出してみてください。ポイントは「一つずつ」記入すること。食べ物はもちろん、雑貨、洋服を管理しても構いません。
「現金」「クレジット」「スマホ決済」の支払い方法も管理すれば、お金の流れがより詳しく把握できます。
1ヶ月ごとに採点をする
また、購入した物を一ヶ月ごとに採点するのもおすすめ。参考までに、私の場合は「ランク」「理由」「コメント」も書くようにしています。
コメントの一例
- 我慢できたのでは?
- きちんと用途を果たしたか?
- 食べてみてどうだったか?、など
記録やコメントを残すことで、「体調変化があった時に、あとで原因を突きとめやすい」んですね。
同時にお金の管理もできて、一石二鳥!
ソフトに関しては有料でなくても、Googleのスプレッドシートで問題ありません。スプレッドシートは、ネット環境があれば誰でも無料で使えます(写真も、スプレッドシートです)。もちろん紙でも大丈夫OK。
管理しやすいほうで、ぜひ記録を始めてみてください!
2. 凝りすぎた料理をしない
2つ目が「手間の排除」です。もともと凝った料理をする性格ではないですが、目新しい調味料などは、目に入るたびに購入していました。
本当に「料理が好き!」という人でなければ、凝る必要ありません。
シンプルな調味料や食材で作るメニューのほうが、塩分も抑えられ「体に良い」と改めて感じています。
ただ中には、料理が趣味の方もいると思います。もしも手間をかけるなら、すべて使い切れるものを選ぶのがおすすめです。「少し足りないくらい」の食材や調味料が、ゴミで捨てるリスクも抑えられます。
見栄を張らないことは「お金や時間の節約にもつながる」ので、ぜひ今日からシンプルな味付けを試みてください!
3. 少量で「ちょっといいもの」を買う
3つ目が、まさに「使い切り」です。量がたくさん入ったものを買うのも、日本人の習性です。正直、大きい方がお得感があるんですよね。
値段も安い上に「1kg入り」の食品を、よく購入していました。
少量のものは「ちょっとの量」でも美味しい
おすすめしたいのが、「少量でちょっといいモノ」です。1つ1つの面積も小さくなる上に、食材や調味料が余ったときに感じる「ストレス」「罪悪感」も皆無です。
食材や調味料によっては、「使い切るのに大変だった…」なんて経験もあるのではないでしょうか。今にも、賞味期限間近でまだたくさん残っている食材や調味料が、冷蔵庫、棚、パントリーの奥底に眠っているかも?
量が少ないからこそ、「一つひとつを味わって」美味しく食べられます!
ナッツは大正解
また、厄介なのがお菓子やスイーツ。甘い物には目がない方もいるでしょう。間食で取り入れてほしいのが「ナッツ」です。アーモンド、胡桃(くるみ)、カシューナッツ、マカダミアナッツなど、種類も豊富。すこし割高ですが「健康にも良い間食」とされていますよ。
ちなみに、私はいつも「自然の館 楽天市場店」でアーモンドと胡桃を購入します。胡桃は食パンと一緒に。アーモンドは砕いて「サラダ」や「和物」にも入れられるので、とても重宝しますよ。
大袋に抵抗がある方は、ローソンやセブンなどのコンビニ、100円ショップダイソーでも売っています。
胡桃を買うなら、ダイソーがおすすめ。
一袋「48g(2024年11月現在)」と、コスパは一番です。
4. ストレスを減らす
4つめが「ストレス」です。仕事や私生活で、うまくストレス解消できていない人は多いと思います。
人はストレスが蓄積されると、発散のために「買い物に走る習性」があると言われています。実はコレ、食事も同じこと。暴飲暴食が止まらないという方は、すでに「過剰なストレス」を抱えている証拠です。
「普段から、自分だけの時間を作るようにしていますか?」
「深夜にスマホやTVばかり見て、睡眠を疎かにしていませんか?」
「SNSで他人の私生活ばかり覗き、自己嫌悪に浸っていませんか?」
時には、一人になってみたり、家族との時間も大切にしてみてください。自分を見失うと、いつの間にかいろんな悩みが蓄積します。
また食事中や勉強中で気になったことを調べるために、すぐにスマホをいじるのも危険。見るつもりのない「ネガティブな情報」を目にして、ストレスが増える原因にもなります。
答えを調べる前に一度、自分で考えるクセをつけてみましょう。
精神科医にいかなくても、ストレスは減らせます。
5. 思いっきり後悔する
5つ目が「後悔する」です。ここまで紹介した「購入履歴をつける」「少量のもの買う」などは、すでに試されている方もいるかもしれません。
それでも「買いすぎグセが治らない」という方は、捨てるもの、いらないと感じたもので「思いっきり後悔」してみましょう。
「買ってしまったものは、仕方ないか」
このように思ってばかりだと、結果的に同じことを繰り返します。無理に「使い切ろう」「食べよう」とはせず、今すぐ捨てるのです。そして、二度と同じこと繰り返さないと反省してください。
食品や食材だけでなく、洋服、雑貨も同じこと。偉そうに買いていますが、私もいまだに数多くの食品やモノを捨てています。
最近では、「メルカリ」「ペイペイフリマ」といったのフリマサイトも普及してきました。いつでも気軽に不用品が売れるため、片付けや断捨離のときには便利ですよね。
ですが「少しでも損をした」と自分に戒めるために、ここでは敢えて「リサイクルショップ」や「宅配買取サービス」で売却しましょう。目的は「後悔すること」です。
ちなみに、なんでも買取ってくれると噂の「エコリング」なら、割り箸や消耗品などの他では売れない雑貨も取り扱います。色んなものをまとめて売りたい時にも、一度検討してみましょう。
食材は売れないので、悔いも残しつつ「きっぱり」と捨ててください。
まとめ
食品を買いすぎる癖を治すために行った5つのことを、詳しく紹介しました。
食品や食材をつい買いすぎてしまう場合は「自分がどういった状態で買い物をしているのか」、客観的に知ることから始めてみましょう。スーパーへ行き「買わないって決めたけど…」「美味しそうだけど…」と無理やり我慢しようとしても、簡単にやめられることではないです。
根本的な原因を見つけることが、買いだめ、買いすぎを防ぐ近道となります。
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