店頭買取や宅配買取サービスで、一度売った商品を「やっぱり返してほしい」と悩むときがあるかもしれません。不要だから…と、何も考えずにリサイクルショップに売却して、後悔ことは決してめずらしい話ではないんですね。
この記事では、リサイクルショップで一度売ったものを返却してもらう方法について徹底ガイド。
- 「手放さなければよかった」と、売却を後悔している
- ほかの買取業者のほうが見積もり金額が高い可能性がある
- 売却したものが、実は「家族の大切なもの」だった
私は、何度も返却対応のお客さんを見てきました。処分品を入れるゴミ袋から漁ったことも…
リユースショップでの「買い戻し」についてもご紹介するので、何がなんでも取り返したいと考えている場合はぜひ最後までご覧ください。
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確率ゼロ?リサイクルショップで一度売ったものを返却してもらう方法
結論からいうと、買取業者やリサイクルショップで一度買取した商品は返却できません。買取金額の承認サインをおこなう際は、「売って後悔しないか」「本当に売っても問題ない品か」改めて確認しましょう。
一方で、「クーリングオフ制度」の対象となる品目・買取方法の場合は返却が義務付けられており、一度売っても返してもらえる可能性があります。
返却ができるクーリングオフ制度
クーリングオフ制度とは「一定の期間内であれば売ったものを返してもらえる制度」です。
一般的なクーリングオフの対象期間は、書面した日から8日間。また、クーリングオフ制度の対象となるのは出張買取(訪問買取)のみとされています。
店頭買取や宅配買取では適応されないので、あらかじめ理解しておきましょう。
出張買取でクーリングオフの対象にならない場合もある
出張買取でクーリングオフの対象にならないケースもあります。対象外の品を売った場合です。2024年11月現在、以下のものはすべてクーリングオフ制度から除外されています。
- 自動車(二輪以外)
- 家電(携帯が容易でないもの)
- 家具
- 書籍類
- 有価証券
- レコード、CD、DVD、ゲームソフト類
店頭、宅配で売ったものを返してもらえる可能性
クーリングオフ制度が対象にならない店頭買取、宅配買取で返却をしてもらうことは、安易ではありません。
そもそも見積もり規約には「一度売ったものは返却ができない」と記載されていることが多いでしょう。
利用者は、規約に納得した上サインをして、初めて買取現金を受け取ります。
少しでも気になる点があれば、サインをする前に聞くか、買取を自体することをおすすめします!
買取金額を再検討するのは?
提示された買取金額で売るかどうかは、利用者に権限があります。
絶対に売らなければならない訳ではないので、迷う場合はのちの返却のことも考えてしっかり検討しましょう!
基本的どのリサイクルショップも、当日中なら同じ金額で受け付けてもらえます。
金額交渉ができる方なら「リサイクルショップで金額交渉するための心得」も参考にしてみてください!
買取商品の返却は「当日中」でも無理なの?
「当日中なら見積もり書も売った商品もすぐそばにあるし、返してもらえるのでは?」
と期待する方がいるかもしれません。
先ほども説明しましたが、サインをしてしまった時点で返却は認められません。
ただし、リサイクルショップ店員と親しい場合は例外もあります。
お店や店員と親しい場合、特別に対処してもらえる例も
よく「買取、買物」を利用する常連の方であれば、お店のスタッフと仲良くなっていることもあるでしょう。すでに売ったもので「どうしても必要なものだった」場合は、親しいスタッフに相談してみるのも一つです。
この場合も、買い取ってもらった当日中に連絡を入れておきましょう!
何日も経っている場合は、すでに商品として陳列されていて返却が難しくなります。
返却以外の方法
返却は無理でも「買い戻し」であれば、対応するリサイクルショップもあるかもしれません。
買い戻しの流れとしては、以下のようになります。
通常なら販売価格は「8,000円から10,000円前後」となるが、売った本人ということでもう少し価格を下げる。
買い戻しは少し特殊なケースなので、店舗の方針によっては断られます。
交渉ポイントとしては、なるべくスタッフ個人に相談をしてみましょう。
ここだけの話、スタッフ時代には何度か買い戻しの提案をしてきました。
まとめ
リサイクルショップで一度売ったものの返却についてご紹介してきました。
返却に応じてくれる業者は数少ないため、どんな査定結果であろうと十分に納得したうえで売るようにしてくださいね!また、出張買取の場合はクーリングオフ制度も確認しておきましょう。
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