今回はみなさんに少しでも高く買取してほしい思いから、今すぐに使える値上げ交渉のテクニックを「3つ」紹介します。

値上げ交渉しないと落ち着かないライターのSARUです。
突然ですが、読者さんにお聞きします。
リサイクルショップの買取をするとき、提示された金額「そのまま」で売ったりしてませんか?
もしそうであれば、今すぐやめてください。非常にもったいないことをしています!商品によっては3000円以上の買取アップ交渉も、可能だということを知っておいてください。
僕は元査定員であると同時に、リサイクルショップに何度も通っています。そのため、スタッフの接客心理はある程度、理解しています。
有料級な内容のため、ぜひ最後まで目を通してみてくださいね。
リサイクルショップで値上げ交渉を成功させる3つのポイント
さっそく、3つのポイントを解説!
「難易度の低い」交渉術から紹介していきますね。
お客側として、フレンドリーに接する
店員さんとフレンドリーに接するのは、基本中の基本。
買取するにあたり、印象はとても重要です。
これは利用する側(お客)が「スタッフの態度に対して感じること」と、全く同じこと。

経験をしたことありませんか?イライラさせる接客。
- わざとでもない。
- そういう人だ。
割り切ってはいるものの、やっぱり嫌ですよね。
「客観的になってみよう」ということです。
どんな店員さんであろうと、まず持ち込み時点の印象を良く必要があります。
その上で、買取金額に折り合いがつかない場合に交渉をしてみる。
ほとんどのリサイクルショップは、最初から「上限の買取金額」を提示することはありません。
価格交渉はだれでも無料でできるため、「しないだけ損をしている」という意味なんですよね。
また、専用スタッフがいるか聞いてみるのも効果的。
たとえば下記のイメージです。
- 男性ものの服を売りたいのであれば「メンズ衣料担当」
- ブランド品の鞄を売りたいのであれば「ブランド品、ジュエリー担当」
店員さんといかにうまく付き合うかで、買取金額が「数千から数万ほど」変わります。まずは基本を抑えておきましょう。
お約束ワード「まとめて売るから」
買取交渉には「お約束ワード」をぜひ使ってください!
内容にもよりますが、持ち込みされた商品は「すべて買取しておきたい」のが、リサイクルショップの心理。その理由は、「買取で持ち込まれたもの全体」で利益を取りたいから。

品物が多ければ多いほど、利益も売れる確率もあがります。
「まとめて売るから高くしてよ!」という言葉は、値段交渉をするうえで、もはや定番ワードです。
何を言えばいいのか迷ったら、とりあえず使ってください。
ノンブランドだけ売るのはNG
ノンブランド(ユニクロとかジーユーのこと)だけを売る人は、値上げ交渉がうまくいかないこともあります。
というのも、お店には買取データがずっと残ります。「今までに読者さんが何を売っているのか、一目瞭然」なんですね。
たとえば「リサイクルショップは買取が安いため、ノンブランドしか売らない」といった場合。安すぎてやめたい!という気持ちはよくわかります。ですが、値上げ交渉を少しでも成功させたい場合、「数回に一度は、ブランド品も売る」のが肝です。
ブランド品といっても、高価なものでなくても構わないです。それに、どのお店も査定だけなら無料です。時間がとれそうなときは、ぜひ試してみてください。
比較する為に、一旦持ち替える
3つ目が「一旦持ち帰る」です。
他店との比較については少し手間もかかりますが、やる価値は十分にあります。
ただしこれは、リサイクルショップが集中している地域に限ります。もしそうでない方は、読み飛ばしてください。
比較の手順としては、まず1件目に持ち込みをします。お店は、仮として「セカンドストリート」にしておきましょう。価格に納得ができなければ、「これ以上はあがりませんか?」と伝えます。

ここでも1つ目の「フレンドリー感」が重要。
忘れずに!
1円すら交渉が難しそうであれば、一旦持ち帰りましょう。
そして、肝心なのはここから。次のショップに買取依頼します。
店舗はトレジャーファクトリーとしておきます。
注意してほしいのが、他店で見積もりしたことを事前に伝えないこと!
見積もりしたことを明かすのは「自分の思った金額にならなかったとき」です。
つまり最初からセカンドストリートよりも買取金額が高かった場合は、交渉は難しくなるというわけですね。分かりやすくいえば「保険」です。

比較を使った交渉術は、それなりに時間も使うわりに「成功までの難易度」が高め。
他店より高くても値段交渉はしておく
もし他店と比較して、すでに金額が上回っていた場合でも、商品やお店によっては交渉も可能です。
とくに、利用するお店が「押しているもの」は、確率が高め。
たとえば、洋服やバッグなどで強化買取ブランドになっているものは、お店が多少でも無理して買い取りたいもの。
また、ここではファッション関係であげていますが、以下のような家電や趣味用品にも該当します。
- iPhone
- 家電
- 家具
- 楽器
- 釣具
初めから上限金額を提示するお店も数多く存在します。
交渉は誰でもタダでできますので、無駄だとは思わず、ぜひ一度チャレンジしてみてください。
リサイクルショップで、やってはいけない交渉術
3つの交渉術をお伝えしました。
続いて「交渉でやってはいけない2つのこと」を紹介します。
威圧的な態度で交渉する
クレームは別として、買取のときに威圧的な態度を取るのは「マイナス」でしかありません。
リサイクルショップで査定員をしていたときの話をします。
当時、とても威圧的な態度を取られる女性のお客さんがいました。
僕自身はなんとも思ってませんでしたが、会社(お店)の判断でその人の価格交渉は一切禁止となったんですね。
ブランド品を多数もってきていたお客さんだったので、非常にもったいないことをしたと思います。
それきり交渉はしていないのですが、買取自体が止まることはありませんでした。
このように買取交渉の一部は、スタッフ個人ではなく「会社」「店主」で決めることもあります。
場合によっては出入り禁止ともなりますので、十分に注意してくださいね。
最初から、希望額を大きく超えていた
買取に出した結果、
「あらかじめ希望をしていた査定金額よりも、ずいぶん高かった」
という経験はないですか?
もしそうであった場合、交渉をせずに素直に売るのも一つ。
お店とのいい関係を築くきっかけにもなりますよね。
- 初めから上限の査定金額を出さない
- 足元を見られている場合がある
と前述しましたが、すべてお店が該当するわけではないです。
iphone、デジタル家電、ゲームといった品物に多いのですが、すべての買取に交渉するのはオススメしません。金額に折り合いがつかない場合のみ、相談するようにしたいですね。
まとめ
値段交渉は、それほど難しいものでもありません。
何度もいいますが、タダでできます。
ただし、ここまで紹介した交渉術は、実際にすべてのお店で使えるわけではありません。
中にはもちろん、査定金額に厳しいお店もあります。
その場合は、潔くあきらめて、別の買取方法を検討してくださいね。
長い時間、交渉に時間をつかってしまうのは、コスパ的にも悪いです。
また、態度が悪いお店は最初から利用を控えましょう。

ものを売っただけなのに、意外とストレスを抱えてしまうことも多いです。
タグ