「ルイヴィトン(LOUIS VUITTON)」といえば誰もが知る海外ファッションブランド。じつは世の中に大量の「偽物(コピー品)」が出回っているのをご存知でしょうか。
大手リサイクルショップなどに売っているルイヴィトンのバッグや財布は、絶対に本物だとは言い切れない。
買取業者が設定する基準と、「本物、偽物」はまた別の話。
とはいえ、AACDに加盟していればほぼほぼコピーを買うこともないし、仮に偽物らしきものでも、手順を踏めば返品もできます。
— おさる (@Re_OSARU) August 14, 2021
直営店や正規店での購入ならコピー品とは無縁ですが、少しでも安く買うためにリユースショップや中古ブランド販売店を利用したい場合もありますよね。
この記事では、全国に800店舗以上ある「セカンドストリート」でルイヴィトンの偽物(バッグ・財布など)が売っているのか徹底ガイド。本物なのかと不安を抱える人に向けて、鑑定のプロが「事実」と「考察」を詳しく紹介します。
ずばり、セカンドストリートのブランド品は「100%本物と断言できない」ものの、徹底した査定システムや保証書の添付から、安心して購入できるお店と言えます。
- セカンドストリートに欲しいブランド品の財布やバッグが売っていた
- 購入したヴィトンが偽物だった経験がある
- 偽物だったら返品可能か知っておきたい
「本物・偽物」と「お店の基準」は別問題です。
本記事ではその点も深く解説していますので、ぜひブランド品を売る際は本内容を参考に整理を進めてみてください。
セカンドストリートに売ってるヴィトンの財布やバッグは絶対に本物?
繰り返しですが、セカンドストリートに売っているルイヴィトンの商品は、100%本物だとは言い切れません。
理由は大きく以下の3つ。
- ルイヴィトンには、SSS級のコピーが存在する
- 商標権がないと「本物、偽物」と判断できない
- 完璧な中古市場、リサイクル業者は存在しない
ルイヴィトンには、SS級のコピーが存在する
ルイヴィトンは、世界の誰もが知るほど有名な海外スーパーブランドです。
これだけ人気のあるブランドだと、出回っている偽物の数は計りしれないでしょう。
このような偽物商品の中には、SS級とも呼ばれる真贋が非常に難しいコピー品も存在しています。
もちろんSS級の偽物も判別できるように対策はおこなわれていますが、コピー品の精度は日々上がっています。有名で人気のブランド品を購入する場合は、あらかじめ理解をしておいたほうがいいでしょう。
商標権がなければ「本物、偽物」と判断できない
基本的にリサイクルショップでは、ブランド品を「本物、偽物」と判断することはできません。セカンドストリートでも同じです。
買取業者には「査定基準」というものが存在します。そのマニュアルに沿って買取できるかどうかを判断します。また査定基準は、下記のようなブランドホルダー(商標権を持つ企業)が発行するわけではありません。
- ルイヴィトン
- シャネル
- エルメス
- ロレックス
ブランド品を扱う多くの店舗では、AACD(一般社団法人 日本流通自主管理協会)が作成した査定基準を使用します。
セカンドストリートは、AACDに加えて独自のマニュアルがある
セカンドストリートの査定はAACDのマニュアルに加えて、独自の査定基準を設けています。
これは、買取件数や実績が多い業者だからこそ可能で、小規模のリサイクルショップではAACDの加入すらできない場合もあります。
冒頭にて「偽物が絶対にないとは判断できない」と話しましたが、中古ブランド品を販売している中では、安心できるショップだと言えるでしょう。
完璧な中古市場、リサイクル業者は存在しない
リサイクルショップ、ネット買取業者、フリマアプリなど、まだまだ完璧な中古市場というのは存在しません。
たとえば、リサイクルショップなら「知名度」だけで選ぶのは、とても危険でしょう。
大手の業者でも、各店舗のスタッフレベルは違いますし、査定の判断方法も変わってきます。
フリマアプリやヤフオクでさえ、AIで完璧に偽物を削除できるわけではありません。
中古市場でブランド品を購入することは、それなりにリスクもあるということは忘れていけないでしょう!
まとめ
セカンドストリートで販売しているルイヴィトンの偽物、本物について話してきました。
セカンドストリートではAACDの最新データに合わせて、独自の膨大なデータを所持しています。
販売証明書もつけてもらえるため、偽物についてはそれほど深刻に悩む必要もないでしょう。
条件を満たせば返品対応もしてもらえますので、安心してくださいね!
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