セカンドストリートで刺繍や名前入り服は売れる？タグカットする前に確認！

大人のカジュアル服以外にも「子供服」や「スーツ」を取り扱うセカンドストリートです。中には、名前入りの洋服や雑貨が買取できるか気になっている人もいるのでは？

さる

私も、過去に一度スーツを買いました。リユースショップに売ってるスーツは、名前入りが多い印象ですね。

個人名が特定できる品は買取できないリユースショップが多く、取り扱いは事前に知って無駄な査定は減らしたいところ。

本記事では、セカンドストリート（2ndstreet）での名前の書き込み・刺繍がある洋服の買取について徹底ガイド。誰でも簡単にできるネーム・刺繍を消す方法と合わせて、詳しく解説します。

「痛んだりカビが発生する前に整理したい」「洋服を一着でも多く断捨離したい」という人は、ぜひ最後までご覧ください。

セカンドストリートで名前入りのスーツ、子供服は買取不可

セカンドストリートではスーツや子供服に関わらず、名前入りの品物は買取できません。セカンドストリートの公式ホームページでは次のように記載。

衣類品：本体に直接名前の記載があるもの

参照：セカンドストリート 子供服「取り扱いできないお品物」より
https://www.2ndstreet.jp/sell/category/kids

刺繍入りスーツに関しては、「セカンドストリートのカスタマーサービス」にも問い合わせ済みです。

名前を消した（解いた）スーツ・洋服の買取

「刺繍や名前を消せば問題ない？」と思った方も中にはいるかもしれません。ネームを消して売れるかは、処理後の状態によります。

処理があきらかに目立つ状態では、買取ってもらえない可能性があります。※マジックの消し方、刺繍の除去方法は、後半で解説。

苗字、イニシャルだけ

名前入りの買取基準は、苗字もしくはイニシャルのみでも同じです。セカンドストリートでは、「個人情報漏洩」する恐れのある品は一切取り扱いません。

各店舗ごとの対応

セカンドストリートは全国約700以上の店舗があります。これだけの店舗があれば、場所によって対応が違うのかも気になるところ。

名前入りのスーツや子供服の取り扱いは、公式サイトで記述されています。そのため、ほとんどのセカンドストリートでは売れません。

ただし例外で「強化買取ブランド」「海外スーパーブランド」なら値段がつく可能性もあります。詳しくは最寄りのセカンドストリート店舗へ問い合わせましょう！

洗濯・ブランドタグを切った服の買取

セカンドストリートにて名前入りの服を買取しない点が認識できたところで、「タグを切った洋服」も売れないのか詳しく見ていきましょう！

品質タグの買取基準

品質タグの取り扱いについて、セカンドストリート公式サイトでは次のように記述します。

1、ブランドタグ、内タグが付いていないもの
2、未使用の判断がつかないもの（雑貨）

参照：セカンドストリート公式サイト
取り扱いできないお品物「洋服」「生活用品」より
https://www.2ndstreet.jp

ブランドタグとは、洋服や首元、バッグなら側面に取り付けられたタグ。同様に内タグとは、洗濯マーク、素材、製造元が書かれたタグを表します。買取する上でどちらも必須のため、切り取ったものは売れません。

また生活雑貨は、シールを剥がすと未使用確認ができない可能性あり。

未使用かどうかの判断は「セカンドストリートのペット用品買取まとめ」内で詳しく書いています。
併せてご参考ください。

タグなしのザラは売れた

普段ファストファッションを着る方はご存知かもしれませんが、ザラの洋服は内タグに切り取り線を記載します。以前にザラの買取レビューをしましたが、実際、内タグがカットされた洋服なんですね。

タグないと「買取できないブランド」や、ザラのように「例外で買うブランド」の判断は、正直なところ不明。もし多くのタグなし服を店頭や宅配で買取ってもらう場合は、数点に押さえることをおすすめします。

さる

セカンドストリートは並行輸入品（正規代理店を通していない）の服も買取できません。ただし、買えないからタグを闇雲にカットするのはNG。並行品でも売れるお店はあります。

ネーム刺繍、マジックの消し方

名前を書いた洋服や雑貨を「どうしてもお金に変えたい売りたい」場合は、身近なもの、もしくは業者を使ってキレイに消すのも一つ。

ここでは、3つの処理方法を紹介します。

リッパーを使ってほどく

最も有名なのが、リッパーを用いて刺繍をほどく方法でしょう。リッパーとは次のような「先が尖った形状」の手芸用品です。

上記はイメージなので、同じものを購入する必要はありません。ダイソーやセリアなどの100円ショップでも買えます。

また、小学生の頃に使った「懐かしの裁縫箱」にも入っているはずです。

ほどき方の手順は刺繍屋.jpのホームページに詳しく記述しているので、参考にみてください。

業者の刺繍ほどきは2000円前後

自分でネーム刺繍と取り除く場合、当然ながら多くの時間や神経を使います。失敗してもすべて自己責任のため、あらかじめ注意しましょう。余裕があれば業者を使った刺繍ほどきも視野にいれてください。

対応するお店は少ないですが、街の修理屋さん、服のお直し専門店で相談できます。

マジック消しには「消毒用エタノール」

油性マジック等で書いた名前は「消毒用エタノール」が効果的です。「ティッシュや綿棒に少し含ませ、繰り返し叩けば」ある程度は落とせます。有名なのは、ケンエー製の消毒用エタノールですね。薬局でも買えます。

エタノールには「消毒用タイプ」と「無水タイプ」がありますが、インクを落とすだけなら消毒用で問題ありません。無水は名前のとおり「水が含まれていない」ものです。純度が濃いので「水で薄めた除菌スプレー」「端子部分の掃除」にも使えますが、価格がやや高いです。

プライベートでは、ケンエー製の無水タイプを使用

容量は500ml。薬局・アマゾンなどで購入できる。

今回は油性インクを落とすのが目的のため、最悪ダイソーの「除光液」で代用できます。おもちゃの除菌や汚れ落としなど「多目的で使いたい」場合は、各エタノールも検討しましょう。

さる

参考までに、消毒用エタノールは機械への使用厳禁。
水を含むので、故障の原因になります。

まとめ

セカンドストリートで名前入りの洋服・スーツが売れるのか紹介しました。

洋服のネーム記入は「必要となる」ケースも多いので、仕方ありません。ですが、買取で断られてすぐにゴミで処分するのはもったいないです。処理や工夫ひとつで、名前入りの洋服でもお金に変えることが可能です。

ぜひ、記名した子供服・スーツを断捨離する際は参考にしてみてください。