近年、『転売』『せどり』『物販』といった言葉をよく耳にするようになりました。その大きな要因は、メルカリやヤフーフリマ(旧PayPay)、ラクマなどのフリマサービスの普及と言えるでしょう。
一方、「転売に興味がある」「物販やせどりを始めてみたい」という人も少なくないと思います。自分に合った転売のメリットデメリットを事前に知ることで、より効率的に商品を売ることができます。
さまざまな転売方法がある中で、この記事ではフリマのヘビーユーザーかつ元査定員が「メルカリと質屋(リユースショップ)を活用した転売」について徹底ガイド。
こんな方におすすめ
- メルカリと店舗を活用して、ブランド品の転売を始めてみたい
- メルカリは相場の安い出品も多く、質屋で売れば儲けられると思った
- ブランド転売のメリット・デメリットが知りたい
正直、フリマアプリで購入したものを質屋・リユースショップに売ってお金を稼ぐのはおすすめしません。リユースショップとフリマアプリでは、そもそもの販売金額のつけ方が違い、難易度が高すぎます。
ブランドバッグや服をメルカリで買って質屋に売って稼いでも、圧倒的に時間のほうがマイナス。
どうしても転売したいなら、リサイクルショップで買ってメルカリで売った方がいい。
それでも僕は時間が無駄だと思ったのでやめました。
転売するなら、やる意味をよく考えた方がいいです。
— おさる (@Re_OSARU) August 13, 2021
リユースショップへの転売をおすすめしない理由に加えて、転売のメリットやデメリットもご紹介。自分で商売を初めてみたいと思っていた方は、ぜひ本内容も参考にしてくださいね!
ブランドバッグ等をメルカリで買って質屋に売ると、どれくらい儲かる?
繰り返しですが、メルカリで買って質屋で売っても稼げません。
利益を出せても数千円程度〜ですし、利益が出そうな出品物を探すのも一苦労です。
ブランド品は、個人から買取業者に流しても稼げない
フリマアプリ利用者から質屋やリサイクルショップへの売却をおすすめしない理由は、以下2つです。
- 業者が買わない基準外の品が多い
- ネット相場ではリスクが高い
1. 業者が買わない基準外の品が多い
メルカリ、ヤフオクには多くのブランド品が売りに出されていますが、そのほとんどは個人(一般アカウント)による出品です。
個人から購入すると「買取業者が取り扱いしない基準外の品だった」というケースもあるので、十分に注意しましょう。
2. ネット相場ではリスクが高い
フリマアプリ、オークションの価格は、あくまでも参考相場にすぎません。
質屋、リサイクルショップがほしいと判断しなければ、想像しているような高い金額で買取してもらえないでしょう。
相場はほかにも、
- 業者専用のブランドオークション
- 自社の売り上げデータ
などを参考にします。

一部の商品の落札価格等は、業者が操っていることもあります。
鵜呑みにしないよう、注意しましょう!
転売するならリサイクルショップからメルカリへ
ここまでの内容から「メルカリで買って質屋(リサイクルショップ)で売る」のはおすすめしません。ですが、どうしても転売したい場合は「リサイクルショップなどで購入した品をメルカリで売る」ほうが、目に見える結果も早いです。

ブランド品・古着転売の「鉄板コース」。
筆者も、定期的にリサイクルショップで物色しに来店していますが、値段のつけ方は店舗ごとで全く違います。正しくリサーチすれば、「5千円以上は利益が取れる洋服や家電」がゴロゴロ見つかるんですね。
リサイクルショップなら、偽物リスクが少ない
リサイクルショップでの購入は「偽物(コピー商品)であるリスクが少ない」ことも、おすすめの理由です。100%本物とは断言できないものの、最近は販売証明をつけてくれる店舗も多いので安心ですね。
また、メルカリやオークションだと返品できないトラブルも多いですが、買取業者なら万が一の時でも対応してもらえます。
ブランド転売する意味をよく考える
質屋で売るにしても、メルカリで売るにしても、ブランド転売をする意味をよく考えることが大切です。
というのも、ブランド品は偽物が絶対的につきもので「法的トラブル」にも関わる品です。作業時間と比例する利益商品を見つけるにも、ある程度の根気が必要となります。
あまり表沙汰にされていませんが、転売はリスクが高い上に「身に付くスキルが少ない」という点も理解しておきましょう。

いくら稼ぎ、稼いだお金で何をしたいのか、計画と立ててから行動することが大切!
質屋で高く売れる品物、ブランド
質屋を利用するのが初めての方や、買取サービスを利用した経験が少ない方は、

「どんな品物やブランドなら、高い査定額を提示してもらえるの?」
と疑問に思うこともあるでしょう。
ここでは、一般的に値段がつきやすい品物を7つ紹介します。
貴金属(金・プラチナ)
近年、金の価格が高水準で推移していることから、金やプラチナなどの貴金属を取り扱う質屋や買取店が増えています。
「これは金なのかわからない」という品物でも、店舗で確認してもらえる場合があります。金製品には「K18」「K24」などの刻印が入っていることもありますが、刻印だけでは判断できないケースもあるため、自己判断せず査定を依頼してみるとよいでしょう。
金ではないメッキ製品でも、ブランド品などは買取対象になる場合があります。たとえば、ブランド品の買取を強化しているサービスもあるため、貴金属として値段がつかない場合でも、ブランド価値を含めて査定してもらえる可能性があります。
また、シルバー製品も買取対象となることがあります。製品の種類や純度、重量などによって査定額が決まる場合があるため、使っていないアクセサリーがあれば、一度査定に出してみるのもよいでしょう。
高級ブランド時計(ロレックス・オメガ・タグ・ホイヤーなど)
高級ブランド時計も、買取市場で人気の高いアイテムの一つです。
なかでも、ロレックスをはじめ、オメガ、タグ・ホイヤー、ブライトリング、パテック フィリップ、ウブロなど、知名度の高いブランドは中古市場でも需要があります。
モデルや状態によっては、傷や使用感があっても買取対象となる場合があります。特に人気モデルは中古市場での需要が高く、状態だけでなく、モデルや製造年、付属品なども査定額に影響します。
「長年使っていない」「タンスの中にしまったまま」という時計がある場合は、劣化が進む前に一度査定を受けてみるのもよいでしょう。
なお、時計を質入れする場合と売却する場合では仕組みが異なるため、利用する店舗の条件を事前に確認しておくことをおすすめします。
高級ブランドアクセサリー(カルティエ・ティファニーなど)
高級ブランドのアクセサリーも、人気の高い買取アイテムです。
カルティエ、ティファニー、エルメス、ブルガリなどのブランドアクセサリーは、中古市場でも需要があり、素材の価値に加えてブランド価値も査定に反映される場合があります。
リングやネックレス、ブレスレット、ピアスなど、さまざまなアイテムが買取対象となっています。
ブランドアクセサリーを査定に出す際は、購入時の箱や保証書、ギャランティカード、保存袋などの付属品もできるだけ一緒に持ち込みましょう。
付属品の有無が査定額に影響する場合もあるため、購入時のものが残っているなら、まとめて持参するのがおすすめです。
Apple製品
iPhone、iPad、MacBook、AirPodsなどのApple製品も、中古市場で需要があるアイテムです。
比較的新しいモデルはもちろん、少し前の機種でも状態やモデルによっては買取対象となる場合があります。
Apple製品を売却する際は、データのバックアップを取ったうえで、必要に応じて本体を初期化し、アクティベーションロックを解除しておきましょう。

iPhoneやiPadなどは、端末の「探す」機能が有効になっていると、売却手続きが進められない場合も!
スマートフォンやタブレット、ノートパソコンは、本体のみでも査定してもらえる場合があります。ただし、箱や充電器、ケーブルなどの付属品が揃っているほうが、査定時の確認がスムーズです。
AirPodsなどのワイヤレスイヤホンも買取対象となる場合がありますが、モデルによって必要な付属品や査定条件が異なるため、事前に確認しておくと安心です。
使っていないApple製品があるなら、処分する前に買取や質入れを検討してみるのもよいでしょう。
カメラ・レンズ
カメラや交換レンズも、中古市場で需要のあるアイテムです。
査定に出す際は、次のポイントを意識しましょう。
- 箱や説明書、ストラップ、充電器などの付属品をできるだけ揃える
- 本体や外装のほこり・汚れを軽く取り除く
- レンズ面は無理に磨かず、汚れが気になる場合は適切な方法で清掃する
- 動作に問題がある場合は、無理に修理せず、そのまま査定してもらう
特にレンズは、自己流で強くこすると傷がつく可能性があります。
「きれいにしてから売ろう」と思って過度に清掃するよりも、無理のない範囲でほこりや汚れを取り除く程度にしておくと安心です。
また、カメラ本体だけでなく、交換レンズやストロボ、三脚なども査定対象となる場合があります。
オーディオ機器(音響機器)
オーディオ機器も、製品によっては高価買取が期待できるアイテムです。
たとえば、次のようなものがあります。
- スピーカー
- アンプ
- マイク
- CDプレーヤー
- レコードプレーヤー(ターンテーブル)
- ヘッドホン
- プロジェクター
特に、ハイエンドモデルや人気メーカーの製品、ヴィンテージオーディオなどは、中古市場で需要がある場合があります。
オーディオ機器は、長期間保管しているとほこりや汚れがたまりやすいため、査定前に表面のほこりを軽く取り除いておきましょう。
ただし、内部まで分解して清掃したり、専門的な修理を自分で行ったりする必要はありません。
また、リモコン、電源ケーブル、接続ケーブル、説明書、専用ケースなど、購入時に付属していたものはできるだけ揃えて持ち込みましょう。
古い製品でも、メーカーやモデルによっては中古市場で需要があるため、「古いから売れない」と決めつけず、一度査定を受けてみることをおすすめします。
工具・電動工具
マキタ、HiKOKI(ハイコーキ)、パナソニック、ボッシュ、京セラ(旧リョービ)などの電動工具は、業務用からDIY用まで幅広い需要があります。
特に、インパクトドライバー、ドリル、丸ノコ、グラインダー、ハンマードリル、コンプレッサーなどは、買取対象となりやすい工具です。
工具を少しでも高く売るためには、次のポイントを意識しましょう。
- 純正バッテリーや充電器を揃える
- 専用ケースや替刃、ビットなどの付属品も一緒に持ち込む
- 本体についたほこりや木くず、泥などを可能な範囲で取り除く
- 電源が入るか、バッテリーが充電できるかなど、基本的な動作を確認する
- 本体に記載されているメーカー名や型番を確認しておく
- 複数の工具がある場合は、まとめて査定してもらう
特にコードレス工具は、本体だけでなく純正バッテリーや充電器の有無が査定に影響する場合があります。
また、故障している工具を無理に分解したり、自己流で修理したりするのは避けたほうがよいでしょう。状態に不安がある場合は、そのまま査定してもらうことをおすすめします。
「本体+純正バッテリー+充電器+専用ケース」のように、購入時に近い状態で揃っているほど、査定時に確認できる情報も多くなります。
工具は新品・未使用品だけでなく、現場などで使用していた中古品でも買取対象となる場合があります。
倉庫や物置に使っていない工具が眠っているなら、処分する前に一度査定を受けてみるとよいでしょう。
まとめ
今回は、メルカリで購入した商品を質屋・リサイクルショップで売るとどれくらい儲かるのか、具体的に紹介しました。
筆者も、過去に転売をおこなっていました。リユースショップへの売却、出品・梱包する手間を考慮してやめましたが、ちょっとしたコツを掴み、時間をかければかけるだけ儲かるビジネスなのは事実です。
これを見て「私もブランド転売でお金を稼ぎたい!」と思った方は、まず第一歩としてリサイクルショップや質屋で安いものを購入し、メルカリで販売しましょう。そして、50%以上の高い利益率ではなく、20%〜30%を目安に出品するのがおすすめです。
過去にメルカリで高く売るためのコツも紹介しているので、合わせてご覧ください。

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