【悪用注意】買取の身分証明提示って安全?コピーやアップロードの危険性を解説

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買取のこと

この記事では、リユースショップや宅配買取サービスの査定で必須となる「本人確認書類の提示」について徹底ガイド。身分証明書提示の危険性、買取後の保管や処理、悪用の危険性、コピー同封とアップロードでの危険性の違いなど、元査定スタッフがさまざまな観点から詳しく解説します。

本記事で分かること
  • リサイクルショップの買取時における、身分証明書の取り扱い
  • コピー、アップロード式の注意点
さる
さる

査定員時代に「本人確認書類(記憶では免許証)」を返却し忘れた経験あり(自宅に届けました)

どうしても提示したくない場合や、身分証明書の裏側を知りたい人もいると思います。査定の関係者しか知らない内容を掲載していますので、ぜひ最後までご覧ください。

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悪用は?買取による身分証明書の取扱い【コピー、アップロードの危険性】

あね
あね

宅配買取で売るときって、身分証明書が必要じゃない?なんでわざわざ、利用者がコピーをとらないといけないんだろ…。アップロード式もあるみたいだけど、コピー同封率が多くてほんと面倒。

さる
さる

アップロードかコピーかしか選べないからね。大手はアップロードに変えている傾向だよ。

あね
あね

一番心配なのは、アップロードとコピーの安全性の違いね。コピー式は「同封」が基本だから、売る・売らないに関係なく、先に見られる訳じゃない?でも、アップロードもネット環境によってはインターネットから情報が漏れそうで怖いのよね。

さる
さる

身分証明書はとても大切な個人情報。自身できちんと管理することが求められるよ。しっかりアドバイスするから、宅配買取に限らず覚えて!

すべての買取に必要なこと、それが「身分証明書(本人確認書類)の提示」です。どの方法で控えを取るかは、お店や買取方法によって違います。

たとえば、下記の方法があります。

  1. 身分証明書番号を控える
  2. コピー(写し)をとる、同封する、アップロードする
  3. お店の会員証、登録情報で済ませる
  4. 査定金額によって取らない

このうち、宅配買取で行われている方法は「コピーを取る」と「アップロード」。

コピーとアップロードの安全性による違い

買取業者によっては、コピーとアップロードを選択できません。
あらかじめ決められた提示方法に従う必要があります。

一方で、先ほども解説したとおり身分証明書はとても大切な個人情報です。
できる限り安全なほうを選んでおきたいところですよね。

それぞれの違いの危険性、のちの処理について詳しくみていきましょう。

身分証明書の「コピー同封」の場合

まずはコピーについてですが、自宅や会社などのコピー機から「写し」をとるのが一般的ですよね。もしくはコピーを持たないという人であれば、コンビニのネットプリンターを活用します。
じつはコンビニのネットプリンターに関しては、情報漏えいといったセキュリティ問題が話題となっていたのです。

詳しくは上記のマイナビニュースをみていただきたいのですが、ネットにつながったプリンターは危険性が全くないというこ訳ではないんですね。

とくに重要となる資料や、今回のような身分証明書をとられる際は、
セキュリティを強化する、もしくはオフラインのプリンターを活用していきたいところです。

コピーされた身分証明書の処理

一般的に、コピーされた身分証明書は「買取で使用した見積書」と一緒に、厳重に保管されます。
これは後に、どんな人が何を売ったか一目瞭然とさせておく為です。

とくにリサイクルショップでは、常連といったお客さんも多いです。

店長
店長

あれ、あの人って以前にも売っているよな?それも、ロレックスやルイヴィトンなどのブランド品をたくさん。

そんな過去の情報をまとめておき、必要な時にしらべられるようファイリングされています。

また、リサイクルショップは警察が頻繁に出入りする場所でもあります。常に警察へ提示する参考資料としても、活用されています。

コピーやアップロードをする意味

身分証明書のコピー、もしくは提示やアップロードをするということには、いくつか意味があります。

  • 買取業者が確認すること
  • 売っているのが本人であるかどうかを確認
  • 盗難をしている商品、もしくは犯人でないかを確認
  • 未成年でないかを確認、など

拒むようなことがあれば、

刑事さん
刑事さん

これらの項目に該当する可能性があります

と、買取業者や警察に知らせているようなものです。買取をしてもらう以上は、素直に提示をしておきましょう。

コピーを同封する時の注意点

身分証明書のコピーを同封する業者の場合は、いくつか注意点があります。

1.送り先を間違えない

商品と身分証明書を同封する以上、「利用される業者の送り先」は何度も確認しておきましょう。
誤って違う業者に送ってしまった場合、品物が戻ってこないどころか、身分証明書の情報漏えいにつながってしまいます。

商品も大切ですが、それ以上に大切な個人情報。改めて住所や連絡先を見直すようにしてくださいね。

2.現住所が記載されたもの

身分証明書の名前や住所が更新されていない場合、処理を受け付けてくれない場合もあります。
これは、申し込み時の名前や住所に誤りが発生してしまう為です。

もし更新がされていないということであれば、申し込み時には旧性、もしくは旧住所を記入する必要があります。

ただし旧住所の場合、返品されたときにトラブルに遭いやすいので、注意が必要でしょう。

参考記事
宅配買取でキャンセルした返品物 | 別の住所に送ってもらうことは可能?【内緒で査定】

3.成立前の提示が基本

コピーを同封するという点で、買取が成立しようがしまいが「買取業者に確認される」ことにもなります。
後日、身分証明書のコピーを送るといった方法や業者は、管理人の知るかぎり聞いたことがありません。

母ちゃん
母ちゃん

身分証明書が買取成立前に見られるなんて嫌だ!

という方もいると思います。
残念ながらこの方法が一般化されており、変えることはできません。

身分証明書に厳重だという方は、次のアップロードも検討してみてください。

公式サイトへ「アップロード」の場合

つづいてアップロード式の場合についてご紹介していきます。最近ではアップロード式が対応する業者も多く見かけるようになりました。

よく勘違いされやすいですが、

弟

査定が成立してから、買取業者のサイトにアップロードすればいいんだ!

といった「後出し方式」ではありません。
宅配買取の申し込み時、業者が指定する場所、もしくはメードアドレスに「PC、スマートフォンからアップロードする」方法です。

コピーもアップロードも、結局は先に提示する必要があるということ。
アップロードの場合、当然ながらインターネット通信を使います。

アップロードする場所(環境)には気をつけておきたいところでしょう。

アップロードするときの注意点

以下の点は、最低でも確認をしておきたいところです。

  1. パソコンにセキュリティソフトは入っているか
  2. パソコンにウイルスが入っていないか
  3. コンビニやマクドナルドなどのフリーWi-Fiではないか
  4. 買取業者のホームページはhttps(SSL化)になっているか
    ※SSLについては、上記のURLをクリックしてください。
  5. ショップが注意をしている、偽サイトではないか

1.セキュリティソフトが入っているか

個人情報を扱うという点で、セキュリティソフトをしっかり入れておきましょう。
ウィンドウズなら、最低でも無料セキュリティソフトを入れておくのがベスト。

無料セキュリティソフト比較のサイトを紹介しておきます。

Windows

無料(フリー)セキュリティソフトの比較-the比較
https://thehikaku.net/security/hikaku1.html
無料ウイルス対策ソフト一覧-フリーソフト100
https://freesoft-100.com/security/antivirus.html
アイミツ セキュリティソフト15選を厳選比較
https://imitsu.jp/matome/internet-security/3153070993458295

MacOS
無料アンチウイルス for Mac | アバスト
https://www.avast.co.jp/free-mac-security
【2019年版・Mojave対応】Macで使える無料のセキュリティソフト https://www.twinklestars.net/entry/2016/02/12/030606
Mac版セキュリティソフトの比較 – the比較
https://thehikaku.net/security/hikaku3.html

2.パソコンにウイルスが入っていないか

セキュリティソフトが入っているという場合でも安心はできません。
PCのウイルスチェック頻度が少ない場合、すでに「ウイルス感染」していたという可能性も十分にありえます。

セキュリティソフトを入れているのであれば、クイックチェックという簡単な方法が用意されているはずです。ワンクリックで、おおよそ数十分ほどで完了します。(PC環境によっては、時間は変動します)

久しぶり動かしたなどという場合は、セキュリティチェックをしてからアップロードなりするようにしてくださいね。

3.フリーWi-Fiを使おうとしていないか

フリーWi-FIとは、お店やサービスを利用してくれる代わりに「インターネット環境を無料で提供する」というものものです。ノマドをする人、コンビニやマクドナルドで食事がてら動画を見たい!という人にとって、大変便利なサービスですよね。

ただし、セキュリティに関しては「絶対に良い」ともいえません。

大手であればほとんどの店舗は対策されていますが、なかには先ほど同様「https(SSL化)」されていない場合が存在します。
※これはマクドナルドも同様ですので、確認してください。

心配だという方は、Wi-FiをOFFにして4Gにしてから利用するのも良いでしょう。。
参考までに、SSL化されているか不明な方もいると思います。

そんなときは、下記のカギマークを参考にしてみてください。URLの前についていればSSL(セキュリティ強化されたURL)です。

買取業者のホームページが安全か

SSL化という点においては、買取業者のホームページが対策されているかも見ておきましょう。
中にはホームページが古くて、一向に更新されていないような場合もあります。そんな買取サイトに、大切な個人情報をアップロードできますか?ということです。なんだか、心配となってきますよね。

AACDというコピー品を判別する団体が、偽サイトの情報も公開しています。そちらに関して別記事でまとめました。ご興味のある方は、是非ご覧いただけらと思います。

SNSが数年前の情報になっていないかなどでも、更新頻度がわかります。大抵、SNSが更新されていないような業者は、公式サイトも手が加えられていません。

利用するショップが注意をしている「偽サイト」ではないか

偽サイトについては、AACDだけではありません。
トレジャーファクトリーという大手買取業者は、みずから公式HPで偽サイトのURLを公開しています。
万が一誤って利用してしますと、身分証明書の情報を抜き取られたり、買取するものが取られてしまったりすることが十分にあります。

まずは利用するサイトが安全かどうかを、ご自身でも見極めておくことが大切なのです。

アップロード式の管理方法

アップロードをされた身分証明書ですが、一般的にはパソコン上で管理されることが多いでしょう。
なかには警察への提示を考えて、みずからコピーをとる業者もあります。

さる
さる

以降の管理は、コピー同封の場合と同じと思ってもらえば問題ありません。

身分証明書がアップロード式!おすすめリサイクルショップ3選 【危険性なし】
本記事は、 ・身分証明書のコピーがめんどくさい ・そ...

【まとめ】本人確認書類提示の危険度はサイト・業者による

最終的な判断として、コピー同封、もしくはアップロード式の安全性を比較した場合、

AACD
AACD

「利用するサイトや業者が安全かどうかによります」

というのが、当サイトで出した結論です。

わざわざコピーをとるのもという方は、アップロード式の業者をおすすめします。
「万が一のことがあったら」という点を覗けば、セキュリティはどちらも同じでしょう。

ぜひ宅配買取をする上で、どちらの方法なのかご自身でも確認をしてみましょう。
必要に応じて、利用されるリサイクルショップに電話をしてみるのもよいですね!

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