- セカンドストリート店頭買取・宅配買取で、無駄な査定を減らせる
- 周囲よりも貴金属の知識に詳しくなって、つい自慢したくなる
- リユースショップで「高く売れる貴金属の種類」が理解できる
家族、自身が大切に使ってきた、K18・K14・プラチナ・シルバーなどの不要なアクセサリー。リユースショップや買取サービスでの売却を検討するか悩んでいませんか?
某リユースショップで、貴金属の鑑定や買取業務をおこなってました!
金の買取は、業者選びを間違えると大損する可能性も。
「どんな刻印なら売れるの?」
「安く買い叩かれないかな…」、と
高級品だけに悩みますよね。
私は普段からアクセサリーを身につけませんが、先日、家族から「K18製のネックレス」を査定してきてほしいと依頼。この記事では、元査定員かつセカスト常連が「セカンドストリートでの貴金属の買取事情」を詳しく解説していきます。
- セカンドストリート(2ndstreet)での貴金属の買取レビュー
- 査定して分かった、セカストで売れる貴金属(ネックレス、ピアス、指輪ほか)
- 金製品や貴金属として取り扱わない刻印の種類
今回のレビューを読むと、取り扱える刻印や買取の注意点などを改めて理解できると思います。些細なことでも包み隠さず共有しますので、セカストで貴金属を売るときはぜひ参考にしてみてください。
セカンドストリートで貴金属のアクセサリーを買取【指輪、ピアスも注意】
ここ数年、金の相場が「右肩あがり」という理由から、リサイクルショップや買取サービスで貴金属を売却するひとが急増しています。
株と同じで、いつ暴落するか読めない貴金属。
「相場の高いうちに売っておこうかな…」
と考えるのは、賢い選択といえます。
一方、世に出回っている貴金属には「リサイクルショップの査定対象から外される製品」もあります。実際には金で間違いないにも関わらず、店舗ごとの「査定基準(どんなものを買取するのか)から、返却の対象となります。
「見積もりすらできない」は、完全に無駄足です。
売る「時間」も、買取金額の一つと、胸に留めておきたいところ。
セカンドストリートで金のネックレスを買取査定してみた
ここでは、人気買取店のセカンドストリートにおける貴金属を査定レビューを、写真つきでご紹介します。
下記は、今回見積もりした「18金(K18)」のネックレス。
両親から、「よく利用する買取店で、いくらの金額になるか査定してほしい?」と渡されました。今回は、セカンドストリート以外に「オフハウス」と「ブックオフ」でも見積もり。
大蔵省マーク(後述で紹介)はありませんが、K18と「キレイに刻印」されているのが確認できます。チェーンの金具にはもちろん、ペンダントトップにも刻印入り。
セカンドストリートの、貴金属の買取金額
下記は、セカンドストリートでの査定結果です。
商品名 | 金額 |
ネックレス | 基準外のため、買取不可 |
まさかの買取不可。お店スタッフの話によると、「金(K18)として買取できない」とのこと。
「どんな縫製、タグ、刻印、付属の有無なら買取もしくは販売するか」と、お店があらかじめ設定した基準。基準に少しでも合わないものは取り扱わず、「基準外」で返却するのが一般的。
買取基準は、ほとんどのリユースショップや買取サービスにあります。
K18でも、刻印の種類で値段がつかない
今回のように、セカンドストリートでは「K18」と刻印が入った貴金属でも買取不可となる場合がります。とくに、買取不可のアクセサリーで最も多いのが「メッキ製品」です。
貴金属ではない種類の「金メッキ」
金メッキとは、簡潔にいうと「K24、K18、K14などで表面をコーティングしたもの」です。「金張」と呼ばれることもあります。
よくあるメッキ刻印の種類をあげてみました。
よくある「金メッキ」「金張製品」
- K18GP(GOLD PLATED)
- K18GF(GOLD FILLED)
- K18GS(Gold shelled)
- K18GEP(GOLD ELECTRO PLATED )
- K18HGE(HARD GOLD ELECTROPLATED)
- K18GR(GOLD ROLLED)
- K18RGP(ROLLED GOLD PLATE)
よく出回っているのが「K18GF」「K18GP」です。一度、ご自身の指輪やネックレスで確認してみてください。一つは見つかるかもしれません。
一覧の刻印はすべて金メッキ製品なので、貴金属では買取ってもらえません。
K18を例にしましたが、K10、K14、K24、WG(ホワイトゴールド)も同じ。
「後K刻印」の貴金属は、買取NG?
金製品の中には「後K」と呼ばれる刻印もあります。後Kとは、数字のあとにアルファベットが刻印されたものです。
後Kの例
- 10K
- 14K
- 18K
写真はこちらで用意した「後K刻印」の貴金属です。刻印はきれいに入っていますが、14Kと彫られていますよね。
Kの後先は、製造国や年代によるもの
「Kが先」か「Kが後か」の違いですが、おもに製造国によるものが多いです。
Kの後先の意味
- K18と刻印・・・国内で作られたた製品
- 18Kと刻印・・・海外で製造、購入された製品
実はこの後K、リサイクルショップ等だと「通常の刻印とは違う」と判断されて、買取ってもらえないケースもあるんですね。
後Kは「100%偽物」を意味するものではないです。ただし、GFやGPと違って取り扱うショップが少ないということを理解しておきましょう!
その他、後K刻印を見かける製品
- サングラス
- メガネ
- 腕時計
- カレッジリング(ビンテージ)
- タイピン
- カフス
大蔵省の刻印があれば、金やプラチナで間違いない?
K18やK14の刻印のほかに、造幣局大蔵省マークが入ったものを見かけます。大蔵省の刻印とは、下記の「旗のマーク」です。
造幣局大蔵省は、ホールマークとも言われます。ホールマークが入っているものは、貴金属としての信用度がとても高いのです。ホールマークは14世紀ごろ製造の製品から採用されているため、古い金製品でも見かけることが多いでしょう。
「数字、刻印」の意味は、以下のとおり。
数字、刻印が示すもの
- 左の「日本国旗マーク」・・・1000
- 右の「台形内の数字」・・・金の割合
上記の写真では、数字の刻印が「585」でした。計算式は「1000-585=415」となります。さきほどの写真の製品では、半分ほど「別の金属が含まれている」ことが分かります。※K14ほどに該当
計算式を覚える必要はありませんが、ザッと意味を知るだけでも、仕分けすら楽しくなりそうですね!
ホールマークの数字は様々
ほかにも、大蔵省刻印(ホールマーク)はさまざまです。
その他の金、シルバーの数字
- 純金・・・999
- K18・・・750
- シルバー製品・・・950、925
右の数字は、すべて貴金属の割合を意味しているわけですね。造幣局大蔵省の刻印(ホールマーク)によっても、買取基準、買取金額が影響します。これは、どのリサイクルショップでも同じことがいえるでしょう。
単純に断られてたからといって、捨ててしまうのだけは絶対に控えてください!
まとめ
セカンドストリートでの貴金属の買取について、レビューをもとに詳しくご紹介しました。
K18刻印の「ネックレス、指輪、ピアス」であれば、買取してもらえる可能性は十分に高いです。断られてしまった理由としては不明ですが、別セカンドストリート 、別業者では、問題なく査定できました。
また、「ブックオフ」で貴金属を査定する場合は、別の注意点もあります。比較する場合は、合わせてご覧ください。
少しでも本内容をお役立てていただければ幸いです。
サービス名 | セカンドストリート / 2ndstreet |
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取り扱い品目 | ブランド品、貴金属、腕時計、洋服、靴、バッグ、家具、家電、食器、雑貨、ゲーム、おもちゃ、フィギュア、ベビー用品、スポーツ用品、アウトドア用品、工具など |
買取方法 | 店頭買取、宅配買取、出張買取 |
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