「セカンドストリートで家電を査定したら、9割近くの品が買取不可だった」
「処分引き取りを拒否されて、全部持ち帰るハメになった」
過去にそんな苦い経験した方もいるのではないでしょうか。
家庭ゴミの処分には「費用」や「手間」がかかるもの。0円でもいいから、他の買取サービスで引き取りできたら嬉しいですよね。
一部の家電やゲーム等…。
壊れてても「ジャンク品」として需要あり!
この記事では、ハードオフでの古い家電やジャンク品の買取・処分について徹底ガイド。
- 家の近くに、セカンドストリートとハードオフの店舗どちらもある
- 買取不可となった家電を「できるだけお金をかけずに」処分したい
- 知り合いからハードオフは壊れた家電も引き取り処分できると聞いた
近所にハードオフの店舗がある方は必見です!
ジャンク品が売れるリユースショップ「ハードオフ」とは?
まだ一度も、ハードオフを利用したことがない方もいると思います。ハードオフ(HARD OFF)とは「株式会社ハードオフコーポレーション」が運営する、デジタル機器や家電中心のリユースショップです。
現在の店舗数は、全国に「900以上(グループ合計)」。お店の種類も「ファッションアイテム専門」「生活用品専門(家具、生活家電、雑貨ほか)」「お酒専門」と様々です!
ハードオフ系列店には、以下の店舗があります。
- オフハウス
- ホビーオフ
- リキュールオフ
- ガレージオフ
- ブックオフ(一部)
ハードオフが取り扱いする家電・デジタル機器
ハードオフが取り扱う商品は店舗によって若干違いますが、一般的には下記の品を買取・販売します。
- テレビ
- オーディオ
- パソコン
- 楽器
- カメラ
- 工具
- スマホ、タブレット
- ゲーム
- CD、DVD
- レコード
生活家電はオフハウスでの取り扱い。「製造年数」によって買取できない場合もあります。
詳しくは「ハードオフが買取する家電製品の年式」を参考にしてください。
「ジャンク」とはどんな状態の品?
リユースショップで見かけるジャンク品という言葉を、「初めて聞いた」というケースも少なくありません。ジャンク(junk)とは、翻訳すると「くず」「ガラクタ」を意味します。
ハードオフでは、壊れた家電や楽器などを「ジャンクコーナー」にて販売。
「壊れた家電なんて、だれが買って得するの?」
「売れなかったなら、処分費かかるよね?」、など
壊れたものにも需要があるって、なんだか不思議ですよね。ジャンク品を求める人は、おもに次のような方々です。
- 修理をして使いたい
- 学校の制作物で利用したい
- 部品取りしたい、など
正常動作品よりお得に購入できるのも、「ジャンク品」の大きな特徴です。
セカンドストリートはジャンク品を売らない
セカンドストリートで家電製品やデジタル機器が売れなかった場合、「年数が古い」「部品がない」「ケーブルだけ」「そもそも取り扱いしていない」などの理由が考えられます。
さらに、セカンドストリートはジャンク品を一切取り扱いません。したがって、ハードオフの買取と比較すると、必然的に取り扱える家電製品の幅は狭くなります。
「古い家電製品が多い」「付属品やケーブルだけまとめて売りたい」場合は、最初からハードオフで査定するのが得策かもしれませんね。
セカンドストリートにも取り扱える家電年数があるので、確認しておきましょう。
ハードオフで引き取り処分できるもの
多くのリユースショップだと、買取で値段がつかない家電は引き取り処分しません。ですが、ハードオフだと一部の品を引き取ってくれる可能性もあります。引き取り処分できる家電の一例、または「実際に引き取っていただいた家電」は以下のとおり。
処分できる可能性の高いもの
- 小物家電(ラジオ、CDプレーヤーなど)
- ケーブル類(USB-A、オーディオケーブルなど)
- コントローラー、リモコン(用途不明もOK)
- CD、DVD(裸OK)など
実際に処分できたもの
- PCモニター(古いのに買取)
- プリンター(故障品)
- PVCが劣化したヘッドフォン
- Windows98のノートパソコン
- スピーカー
- ケースなしのゲームソフト(プレイステーション1、2)
- 100均で購入したデスクマット(汚れあり)
- パソコン用のキーボードとマウス(故障品)、他
上記は、ほんの一部。
引き取りできる可能性のある品は、まだまだたくさんあります。
店舗によって対応が違う
ハードオフの引き取り処分は、店舗によっても違います。たとえば「実際に処分できたもの」で紹介したPCモニターは、1店舗では有料処分(持ち帰りました)。2店舗目では買取(800円)だったんですね!
お金がかかると思っていたのに、まさか「逆にお金がもらえた」時は、もう嬉しくて仕方ありませんでした。
プラケースも引き取りできた
売りたい家電製品の量が多い場合、できればプラケースにまとめて持ち込みたいですよね。またそのプラケースも処分できたら嬉しいところ。こちらもお店の対応次第ですが、買取したハードオフでは衣装ケース(蓋付で状態が良くない)もそのまま引き取っていただけましたよ!
正直、状態のよくない衣装ケースを引き取るリサイクルショップは数少ないです。不要な方はスタッフの方に相談してみましょう。
レトロゲームなら「フリマ」もおすすめ
家電製品ではありませんが、ハードオフならレトロゲームも強化買取しています。セカンドストリートの場合はゲームを扱わないほか、系列店の「ゲオ」も特定年数以上のゲームのみです。
一方、レトロゲームは「メルカリ(mercari)」や「ヤフオク(Yahoo)」等で売るのもおすすめ。これらのフリマアプリで古いゲームを探す方も多いためです。また現在では、世界中の方が日本のフリマ商品を購入できるよう「Buyee(バイイー)」と提携するサービスも多いです。
ご自身の環境に合わせて、買取と出品を使い分けていきましょう。ハードオフで販売価格の高いレトロゲーム、安いレトロゲームをまとめておきます。
ハードオフで販売価格が高い傾向のレトロゲーム
- 各種ゲームボーイ(アドバンス含む)
- ネオジオ
- PSP-GO
- ニューファミコン
- ファミコン(一部ソフト)
- スーパーファミコン(一部ソフト)、など
ハードオフで販売価格が安い傾向のレトロゲーム
- プレイステーション(1、2、3)
- ウィー(wii)
- ゲームキューブ
- 任天堂64
- ドリームキャスト本体
- DS本体
オフハウスの取り扱いと引き取り
グループ店舗にはオフハウスがあると紹介しましたが、ハードオフとは取り扱い、引き取り事情が異なります。
オフハウスの取り扱い商品
オフハウスの取り扱いは、おもに「ファッション関連」「生活用品」です。ファッション関連とは、ブランド品、貴金属、洋服、バッグ、靴、帽子、マフラー、アクセサリー、子供服。
また生活用品は、食器、調理器具、タオル、雑貨、ベビー用品、アウトドア用品、スポーツ用品、家具などが含まれます。以下の生活家電もオフハウスでの買取、販売なので注意しましょう。
- 洗濯機
- 冷蔵庫
- 電子レンジ
- 掃除機
- 扇風機
- 暖房家電
- コーヒーメーカー
- シーリングライト、など
ハードオフとの取り扱い家電の違いは「ハードオフとオフハウスの取り扱いの違い」をしてください。
引き取り処分はしない
ハードオフとオフハウスで大きな違いは「引き取り処分」です。オフハウスでは買取不可の品を一切引き取りしません。
ここでは割愛しますが、洋服や雑貨の引き取りもお願いしたい時は、とにかく取り扱い品目が豊富な「エコリング」がおすすめ。他店では買わない「粗品」「ちょっとした雑貨」も買取対象です。
そのほか大手リユースショップの家電買取
大手買取サービスの家電買取・買取不可をまとめました。買取比較したいときには、ぜひご活用ください。
ブックオフ
ブックオフは本を売るならでお馴染み「古本の買取」から始まったリユースショップです。運営は「ブックオフグループホールディングス株式会社」で、同じくブランド品や洋服などのファッションアイテムから、家具・家電などの生活用品、レジャー用品まで取り扱い。
サービス名 | ブックオフ / BOOKOFF |
---|---|
エリア | 北海道地方: 北海道・ 東北地方: 青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県・ 関東地方: 茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・ 中部地方: 新潟県・富山県・石川県・福井県・山梨県・長野県・岐阜県・静岡県・愛知県・ 近畿地方: 三重県・滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県・ 中国地方: 鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県・ 四国地方: 徳島県・香川県・愛媛県・高知県・ 九州地方: 福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県・ 沖縄地方: 沖縄県 宅配買取サービス:指定なし |
取り扱い品目 | 本・CD・DVD・ゲーム・ブランド品、貴金属、腕時計、洋服、靴、バッグ、家具、家電、食器、雑貨、おもちゃ、フィギュア、ベビー用品、スポーツ用品、アウトドア用品、工具ほか |
買取方法 | 店頭買取、宅配買取、出張買取 |
次の記事では、ブックオフで買取できない・処分できない品を解説します。
トレジャーファクトリー
トレジャーファクトリーは「株式会社トレジャーファクトリー」が運営する総合リユースショップです。2ndstreetと同様に家具、家電、洋服、ブランド品、スポーツ・アウトドア用品など幅広く取り扱うほか、引越し買取など独自サービスも充実しています。また、ドラマやバラエティ番組などTVでも多数紹介されています。
サービス名 | トレジャーファクトリー / Treasure Factory |
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エリア | 北海道地方: 北海道・ 東北地方: 青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県・ 関東地方: 茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・ 中部地方: 新潟県・富山県・石川県・福井県・山梨県・長野県・岐阜県・静岡県・愛知県・ 近畿地方: 三重県・滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県・ 中国地方: 鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県・ 四国地方: 徳島県・香川県・愛媛県・高知県・ 九州地方: 福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県・ 沖縄地方: 沖縄県 宅配買取サービス:指定なし |
取り扱い品目 | ブランド品、貴金属、洋服、家具、生活家電、食器、雑貨、ベビー用品、着物、スポーツ用品、アウトドア用品 |
買取方法 | 店頭買取、宅配宅配、出張買取、引越し買取 |
次の記事では、トレジャーファクトリーの買取不可の品を解説します。
エコリング
次の記事では、取り扱い品目が豊富な「エコリング」で買取不可の品を解説します。
まとめ
セカンドストリートで売れない家電はハードオフだと買い取ってもらえるのか詳しく紹介しました。
- ジャンク品を取り扱うハードオフなら、他店で売れない家電がお金に変わる可能性も
- 一部の家電・デジタル機器は、値段がつかなくても引き取り処分してくれる
- 洋服や生活用品を扱うオフハウスとは買取基準や引き取り処分のルールが異なる
いくら小さいものでも、不用品をわざわざ持ち帰るのは面倒。とくに家電製品は一度返却されると、その後に処分するタイミングを逃し、そのまま何年も家に溜まりがち。
ハードオフのような引取ってくれる可能性のあるお店は、大掃除や引っ越しの際にも非常に助かります。
また、不要なレトロゲームは「フリマアプリ」と使い分けるのもおすすめです。梱包も楽ですし、比較的高い金額でもすぐに売れますよ。
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