この記事では、セカンドストリートで購入したブランド品・洋服が偽物だった(他店で買取不可だった)場合の返品について徹底解説します。

「購入品が偽物だったらどうしよう…」
「お金と時間を無駄にしたくない」
「リユースショップにコピー品はどれくらい売ってる?」
中古ブランド品の洋服やバッグを購入する際、商品の信用性について疑うこともしばしば。
セカンドストリートは評判が多い人気リユースショップですが、販売商品のほとんどは中古。いくら知名度があるお店とはいえ、偽物を売ったり買い取ったりするのか気になりますよね。
- セカストで購入したものが他店だと買取を断られた
- 「偽物のブランド品」みたいなので、返品したい
- セカストがどこまでコピー品の対策するのか知りたい
取り扱う商品の安全性もついても掲載していますので、「欲しいものでも、怖くて一歩踏み出せない…」と悩んだらぜひ本内容をご活用ください。
セカンドストリートで買った品物が偽物だったら返品可能
セカンドストリートで購入した品が偽物(偽物らしき商品)だった場合、お店に相談すると直ちに返品対応してもらえるので安心してください。
返品を希望する場合は、購入した店舗へできるだけ早めに連絡することを心がけましょう。なお、オンラインストアで購入した商品の場合は、『カスタマーサポート』や『発送元の店舗』へ問い合わせる必要があります。
一方で、セカンドストリートで中古のブランドバッグや洋服を購入する際には、あらかじめ以下の点を理解しておくことが大切です。
偽物(コピー品)の取り扱いは厳重
偽物だったら返品できる・できない以前に、セカンドストリートは厳重かつ慎重ブランド品の『真贋(しんがん)』をおこなっています。

真贋とは「正規品と偽造品を見極めて、分別する」こと。
ルイヴィトンやシャネルなどの『海外スーパーブランド』には、独自の販売証明書も付属。「売って終わり」ではなく、アフターサービスが充実するので安心して購入できますね!
海外スーパーブランドの一例
- ルイヴィトン(LOUIS VUITTON)
- シャネル(CHANEL)
- エルメス(HERMES)
- クリスチャンディオール(Cristian Dior)
- グッチ(GUCCI)
- コーチ(COACH)、など
店舗ごとで基準が異なる
真贋の結果は、セカンドストリートの店舗ごとで異なる場合があります。筆者はブランド品を何度も査定していますが、「一つ店舗では値段がついたのに…」といった経験も少なくありません。
ただし、セカンドストリートは真贋データを全店舗で共有します。買取不可となるケースは、「過去のデータに存在しない」か『査定員の鑑定ミス』のどちらかです。

買取できない理由を、丁寧に説明してくれたスタッフもいました。一人ひとりが日々、ブランド品の真贋を勉強している目に浮かびます。
真贋データは『AACD』からも提供
セカンドストリートは、AACDの加盟店です。
『AACD(エーエーシーディー/日本流通自主管理協会)』とは、膨大な数のブランド品の中からコピー商品を見つけ出し、それを市場から排除したり、各サービスへ情報提供を行ったりする活動を続けている非営利組織です。
加盟している企業やサービスは、AACDから提供されるデータを参考にしながら、日々のブランド品査定業務を行っています。

リユースショップなどの真贋では、本物や偽物とは言わず『基準外』『基準内』と呼ぶのが一般的。
基準外
店舗で決めた査定基準に属さない品、または状態。各サービスが『基準外』と判断した品は、買取・販売しない。
基準内
店舗が決めた査定基準をクリアした品、または状態。各サービスが『基準内』と判断した品は、買取・販売できる。
AACDと加盟するには条件が課せられていて、加入後にその条件を破ると『退会』となる厳しいルールがあります。『AACD徹底マニュアル』で詳しく紹介していますので、興味のある方はご覧ください。
セカンドストリートへの返品方法

「偽物でした!と、言えばいいの?」
「本当に全額返品してくれるの?」
「何日後までに相談すればいい?」
初めてセカンドストリートでブランドの服やバッグを返品しようとすると、手順に迷ってしまう方も多いかもしれません。そこでここでは、『偽物の疑いがある場合』に限定して、返品の手順や返品期間についてわかりやすくガイドします。
別のAACD加盟店で査定する
コピー品の疑いがある商品を返品する場合には、まず『根拠』を示すことが重要です。可能であれば、AACDに加盟している買取サービスで査定を受けましょう。もし近くに加盟店がない場合は、鑑定ショップや質屋での査定でも問題ありません。
個人のブログなどで公開する『コピー判別情報(偽物の画像)』を見せても、返品に応じてもらえない確率が高いです。インターネットで公開される判別データでは、信憑性に欠けているためです。

AACDから提供されたデータは、外部持ち出し・一般公開が厳禁です(許可を得ている場合は別)。AACDによるデータとは別ものだと認識してください。
AACD加盟店には、以下のような買取サービスがあります。一度は聞いたことがあるお店もあるのではないでしょうか。
AACD加盟店の例
- ブックオフ(BOOK OFF)
- オフハウス(OFF HOUSE)
- トレジャーファクトリー(Treasure Factory)
- ラグタグ(RAGTAG)
- ブランドオフ(BRAND OFF)
- ネットオフ(NET OFF)
- 買取王国(古着買取王国)、など

これだけの有名店が加盟すれば、怪しい組織でないのは一目瞭然!
返品期間は『7日間以内』
返品するため根拠が準備できたら、購入したセカンドストリートの店舗へ連絡します。別店舗でも返品処理できますが、先に購入した店舗へ電話しないといけないので面倒です。

最寄り店に「返品したい!」と連絡したら、拒否された経験あり!
何度も電話するのは、『時間』『電話代』がもったいないです。正しい返品手順を踏んで、少しでも損なく返品手続きをおこなってください。
なお、今回はコピー品での返品手順のため、家電製品や腕時計などの返品は割愛します。『セカンドストリートにおける家電・腕時計の返品まとめ』で詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。
納得できない場合は消費者センターへ
偽物と思っていたブランド品が「AACD加盟の買取業者にて査定金額がついた」場合、そのブランドはコピー品ではない可能性も十分にありえます。各サービスごとの細かい査定基準を除き、AACDが加盟店に渡すデータは基本的に同じであるためです。

これは、絶対に偽物だよ!

自分が正規店で買ったものと、全然違う!
このように、納得いかない状況もあると思います。
どうしても査定結果に納得できない場合は「消費者センター」へ相談するのも一つの選択肢です。消費者センターでは、偽物ブランド品の購入・買取などの相談も受付します。
センターは各地域ごとに設置されていますので、一度ご自身の地域で調べてみてください。

AACDでも、品物を送って相談可能です。
「送料以外は無料」なので、こちらも検討しましょう!
まとめ
店舗やオンラインストアで購入した商品がコピー商品だった場合は、返品対応も可能です。しかし、個人の判断だけでは受付をしてもらえない場合もあるので、あらかじめ購入前に理解しておきましょう!
返品について不明な点は、購入する前にセカンドストリートへ確認しておくとスムーズです。
今回は、セカンドストリートの偽物商品の返品について説明しました。セール情報や買取アップ情報も合わせてご覧いただき、セカストをよりお得に活用してみてください。

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