こんにちは。過去にリユース店でAirPodsProを売り、後悔をしたライターSARUです。耳に合わずに手放したのですが、ある日に神イヤーピースを見つけて結局、一ヶ月後に買い直しました笑
読者さんの中には、リユースショップに不用品を買い取ってもらったけど「やっぱり売らなければよかった」と後悔されている方も多いのでは?
「新作のブランド品がほしい」
「次世代モデルのスマートフォンに買い替えたい!」
物欲から、お金になりそうなものをその場の勢いで売ってしまうことってありますよね。
今回は、人気リユースショップ「セカンドストリート(2ndstreet)」の買取後のキャンセルについて詳しく解説。一度売った洋服やブランド品が頭から離れないという方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
セカンドストリートでは買取成立後にキャンセルもできる?【返却】
結論からいうと、セカンドストリートでは一度買取成立した商品は、基本的には返却ができません。その場の勢いだけでなく、十分に金額に納得をした上で買い取ってもらう必要があります。
とはいえ当記事を見ている方だと、「そんなことは分かっているけど、どうしても取り返したい!!」状況かもしれません。

どの査定方法を利用して、今どの段階なのかを一緒に把握していきましょう!状況次第では可能性も残っています。
セカンドストリートでキャンセル可能な段階
セカンドストリートの受付から買取終了までの流れに加えて、キャンセル、返却可能な段階は以下の通り。
店頭買取
- 受付
- 番号札受け取り
- 査定開始
- 見積り終了(放送、電話)
- 買取、キャンセルするものを伝える
- 必要事項を記入
- 承認サインする
- 身分証明書の提示
- 現金受け取り
- 買取商品の返却不可
宅配買取
- webから申し込み
- 必要事項を記入
- 宅配キット(伝票付き、身分証明書を同梱)、各梱包材にて商品発送
- 商品到着
- 査定開始
- 査定終了通知(メール)
- 買取、キャンセルするものを選択
- 現金振り込み
- 買取商品の返却不可
- キャンセル商品返送
出張買取
- 最寄りの店頭にて申し込み(電話可能)
- 日時を確認
- スタッフ訪問
- 査定開始
- 見積り終了
- 買取、キャンセルするものを伝える
- 必要事項を記入
- 承認サイン
- 身分証明書の提示
- 現金受け取り
- クーリングオフ開始
- クーリングオフ終了
- 買取商品の返却不可
店頭、宅配、出張でキャンセルのタイミングは違う
各査定方法の流れをまとめると、買取キャンセルできるタイミングは「承認サイン」が一つの目安となるでしょう。ただし、出張買取の場合は「クーリングオフ制度」の問題もあります。
クーリングオフ制度とは?
クーリングオフとは、買取後の一定期間内ならキャンセルできる制度で、現在は法律でも定められています。たとえば、突然の訪問買取で「頼んでもいない品物を買取された」「押し買いされた」などの場合に適応されます。キャンセルできる期間は、商品を売却してから8日以内。店頭買取、宅配買取には適応されません。
セカンドストリートではクーリングオフが使えない?
これまでに、セカンドストリートでもクーリングオフ制度が使えるのか気になっていた方も多いのではないでしょうか。前述したとおり、クーリングオフは業者ではなく「消費者が意図しない出張買取」を対象とします。
ですが、クーリングオフ制度には対象外となる品もあります。
クーリングオフ対象外品例
- 自動車(2輪を除く)
- 家電、家具(冷蔵庫、洗濯機など大型商品)
- 書籍(ビジネス書、雑誌、マンガなど)
- メディア商品(CD、DVD、ゲームソフト)
- 有価証券
原則として、セカンドストリートの出張サービスは大型の家具や家電以外を査定していません。あらかじめ注意しておきましょう。
見積もりとは別日に返却できる例(特殊)
ここでは、クーリングオフ制度以外で「買取後のキャンセルができる例」を紹介します。
見積もり書に記載がない(査定忘れ)
売ったはずの品物が見積もり書に記載されていない場合、店舗の査定忘れが考えられます。すぐに査定店に連絡をして商品を返却、もしくは再見積もりをしてもらいましょう。また査定忘れの場合、スタッフの対応にも目を向けておきたいですね!
参考までに、セカンドストリートなら買取成立後に見積もり書控えをもらうことができます。詳しくは下記を参照してください!

キャンセルした品が買取されている
査定金額が合わずキャンセルと伝えたにもかかわらず、買取られてしまった場合も同様です。ただし、キャンセル不備の場合は「後日だと対応が難しくなる」可能性もあるので注意してください。査定は毎日、何十件もおこなわれていて、後日だと品物の判断がつかなくなるためです。

すこしでも気になったら、当日中に連絡をいれてください。
買取査定では、自分が何点持っていき、何がいくらで売れたのかしっかりと確認をすることも大切ですね。

偽物を売ったことを話す
場所や品物に関わらず、偽物は売ること法律に触れます。以上を踏まえた上で、あくまでも例として参考にしてください。
実はこちらが偽物と分かっているものでも、リユース店によっては買取できてしまうケースもあります。お店によって買取基準が異なるためですね。※買取基準の詳細は、下記で詳しく解説しています。

一方で、利用した店舗に「偽物です」と素直に話すことで、買取後でも商品を返してもらえる可能性もあります。ただしこの場合は出禁(出入り禁止)となるリスクが非常に高く、場合によっては警察が絡みます。

古い身分証明書を利用した
リユース店や宅配買取で商品を売る場合には、かならず身分証明書が必要になります。セカンドストリートでも査定金額を承認したら提示を求められます。
そんな中、普段から「期限切れの古い身分証明書」を持ち歩く方もいるのではないでしょうか。期限切れの身分証明書は、当然ながら本人確認として認められません。しかし、スタッフの確認ミスから利用できる可能性もあるのです。
何らかの理由で身分証明書が提示できない、もしくは提示したくない場合は、買取後に問い合わせてみるのも一つです。

身分証明書の管理はどうなる?
身分証明書の内容から、キャンセル時の取り扱いについてもまとめておきます。
一度リユース店に提示した個人情報は、買取成立、キャンセルに関わらず抹消できません。本人確認の対応は「コピー」「登録済み番号の確認」「査定毎の番号写し」など店舗ごとで異なり、セカンドストリートは登録済みの番号を確認します。

初めて売る場合には免許証やマイナンバーなどの番号が登録されるので、あらかじめ理解しておきましょう!
エコ買取で引き取りした商品の返却
セカンドストリートでは、値段のつかない服を「エコ買取」といった独自のサービスで引取します。引き取った商品は、一般買取と同様に返却ができません。なんでもまとめて売りたいと考えている方は「うっかりと大切な品まで売る」ことのないように注意しましょう!
なおセカンドストリートのエコ買取は、コロナの関係で現在中止しています。

少し納得できない場合は持ち帰ろう
セカンドストリートでは買取後のキャンセルができないと話してきましたが、査定に少しでも納得ができない場合は一旦引き上げることをおすすめします。迷うとはすなわち「本当に不要かどうか判断できていない品」で、僕のように後悔する可能性があります。
思わぬ査定になると、ついつい買取金額を承認してしまうんですよね。一度冷静になって考えるのも大切!
見積もり金額の有効期限
「他店と査定比較をしたい」という方であれば、セカンドストリートで提示された見積り金額はいつまで有効なのか知っておくべきです。店舗ごとの対応、値段交渉のコツまで紹介していますので、ぜひ参照ください!

まとめ
セカンドストリートの「買取成立後のキャンセル(品物返却)」について話してきました。
店頭買取、宅配買取、出張買取にてそれぞれ対応も変わるため、ぜひ利用されるサービス似合わせて本内容を参考にしていただければと思います。
繰り返しますが、少しでも売るかどうか迷った場合は「承認サイン前」にキャンセルしてくださいね!