誰でも気軽に不用品の個人売買ができるフリマサイトやオークション。商品によっては、少しでも配送料を安く済ませるために「普通郵便」を活用したい時ってありますよね。
じつは、購入者から「商品が届いていない」と言われるトラブルも少なくありません。商品が届かない場合、利用した発送方法ごとで対処法や解決手順が大きく異なります。
この記事では、メルカリでさまざまな苦難やクレームを乗り越えてきた私が「普通郵便(定形・定型外発送)の不着(未着)トラブル」について徹底ガイド。正しい対処方法から事務局の補償・責任をとるべき側まで詳しく解説します。
- 普通郵便にて発送した品が1週間経っても届かない(相手に届いていない)
- 普通郵便で届かなかった場合のメルカリ事務局や郵便局の補償が知りたい
- 普通郵便が未着だったら誰が責任をとるのか、体験者の話を聞きたい
出品者も購入者も「紛失していたらどうしよう」「他人の家のポストに投函してしまったのでは?」と不安が募るばかり。
ぜひ本内容を参考に、最善の解決策を見つけていきましょう!
メルカリで普通郵便が届かない場合の対処手順
メルカリでは「普通郵便にて品物を発送した場合、その取引で起きた発送事故には事務局が関与しない」規約です。最初に問い合わせ・相談すべき場所は「発送した郵便局」であり、最終的には出品者と購入者(落札者)同士で話し合う流れとなります。
普通郵便が未着だった場合の流れ
- 郵便局に届かない旨を伝える(電話でもOK)
- 必要に応じて「荷物の調査依頼用紙」を提出する
- 調査依頼の結果に応じて、出品者と購入者で話し合う
地域にもよりますが、普通郵便で発送した荷物は「遅くても1週間」ほどで到着します。もし1週間経っても到着しない場合は、以降の手順で進めてください。
郵便局に届かない旨を伝える
発送元・発送先の住所で遅延情報がないにも関わらず「長期にわたって品物が届かない」場合、なんらかの発送トラブルに巻き込まれた可能性があります。
原因については後述しますが、まずは郵便局に問い合わせることが先決です。
問い合わせは方法は、大きく分けて「郵便局に伺う」「カスタマーセンターに電話する」の2つ。
郵便局に直接伺う場合は、発送者の場合は「発送した郵便局」、受取人の場合は「最寄りの郵便局」が対象となります。
ただし、受取人つまり「商品の購入者」である場合は、出品者からの対応を待つのが基本です。受取人が最寄りの郵便局に相談しても「発送した品物の詳しい情報(封筒の特徴など)」がわからないためですね。
基本的に、出品者は「購入者から相談を受けた時点」で速やかに対応しましょう!購入者に少しでも安心してもらうのも、発送者の義務です。
必要に応じて「未着荷物の調査依頼用紙」を提出する
普通郵便には破損や不着などの発送事故における補償がありません。発送物がどこにあるのか追跡もできないため、郵便局にて「未着荷物の調査依頼用紙」を提出して発送までの詳しい経緯から調査をおこないます。
調査依頼用紙は、郵便局の場合は「品物が届かないので、調査依頼したい」と申し立てます。郵便局員からA4サイズ(地域で異なる)の紙を一枚いただけるので、必要事項を記入して郵便局に提出します。提出期限はありませんが、早期解決のためにも「その場」もしくは「1日〜2日」で書いて出すのが好ましいでしょう。
調査依頼の結果は、早ければ1週間で終わりますが、すぐに見つからない場合は「3週間以上」かかる場合もあります。
調査依頼の詳しい流れは「不透明」の部分も多く、どこまで調査しているかが依頼者には分かりません。とはいえ、補償がない発送方法である以上、気長に待つしか選択肢なし。
調査依頼の結果に応じて、出品者と購入者で話し合う
調査依頼は時間を要すると言いましたが、この調査依頼で必ずしも見つかるとは限りません。むしろこれまでの経験から、調査を依頼して荷物が発見された確率は「30%に満たない」です。
調査しても品物が見つからなかった場合は、最終的に出品者と購入者での話し合い、解決する流れとなります。話し合いで取引を完了させるには、大きく下記3つの方法が考えられます。
- 出品者が取引キャンセルを行う(出品者が泣き寝入り)
- 購入者が受け取りを行う(購入者が泣き寝入り)
- 商品代金を分割させる(痛み分け)
出品者が取引キャンセルを行う
「補償のない普通郵便で発送した」ことを前提に、出品者が入金された価格を全額負担します。この場合、取引キャンセルを行えば代金は購入者の手元(残高)に返金されます。
購入者が受け取りを行う
発送事故は「いつ」「どのタイミング」で起きるか分かりません。購入者が品物を受け取る前に受け取り通知をおこない、取引を完了させる方法もあります。また、今後はメルカリ便の商品のみ購入するなどの注意が必要です。
商品代金を分割させる
そもそも、発送事故は購入者・出品者どちらが悪いという話ではありません。強いて言えば、郵便局側の不注意・誤送による紛失の可能性が大きく考えられるでしょう。その旨をコメント欄で相談し、商品代金を分割して取引完了させるのも一つです。
もし一部代金の返金保証をおこなう場合は、メルカリ事務局に相談してみましょう。直接振り込みという手段もありますが、「代金が振り込まれていない」などのトラブルになりかねません。
また、日本郵便のホームページでは「普通郵便で起きた発送事故は補償しない」と明記されているため、郵便局員や配達員を責めだてても時間の無駄に終わります。
普通郵便の荷物が届かない原因
普通郵便で荷物が届かない場合、さまざまな要因が考えられます。ここでは、過去の体験談をもとに、荷物が届かない理由をご紹介します。
住所・氏名が間違っている
荷物に記載した住所・氏名が間違っていると、当然ながら荷物は届きません。住所が間違っている場合は、他の場所に配達されてしまった可能性もあります。
また発送者の記載ミスだけでなく、中には「購入者が記載する住所が間違っている」「引っ越したのに住所を変更していない」といった状況も考えられます。これはメルカリ初心者の方が購入した場合に多く見られるパターンですね。
普通郵便では送れない品物を送った
普通郵便には送れない品物があります。下記一覧は、普通郵便では「発送できない」もしくは「発送遅延となる可能性がある」品物です。
- 爆発性、発火性、その他の危険性のある物で総務大臣が指定するもの
(詳しくはこちら)- 毒薬、劇薬、毒物および劇物(官公署、医師、歯科医師、獣医師、薬剤師または毒劇物営業者が差し出すものを除きます。)
- 生きた病原体および生きた病原体を含有し、または生きた病原体が付着していると認められる物(官公署、細菌検査所、医師または獣医師が差し出すものを除きます。)
- 法令に基づき移動または頒布を禁止された物
- 人に危害を与えるおそれのある動物(学校または試験所から差し出され、またはこれにあてるものを除きます。)
化粧品や香水、キャンプ等で使うガスバーナーなども、一部禁止物の対象となっているんですね!
発送遅延の対象は、おもに「航空便(飛行機)」を利用した場合。たとえば「東京都」から「北海道」や「沖縄県」に荷物送るときは、航空便を利用するケースもあります。「ゲートの金属探知機に感知した荷物は、調査をおこなう必要がある」ため、通常よりも発送が遅れるという流れです。
発送料金が足りない(ポストの場合)
本来、送るために必要な発送料金が足りないと、相手の住所に届くことはありません。配達料不足の場合は、郵便局より「局保管」「返送」のどちらかの対応がなされます。
局保管では、「発送した郵便局」もしくは「最寄り郵便局」もしくは「地域ごとの中心局」で保管されるケースがほとんどです。また、直接返送される場合は、発送してから1週間程度で自宅に届くことが多いでしょう。
発送料金が足りない場合、「改めて再送の料金を支払わなければならない」点には要注意!
配達員による荷物の誤送、または紛失
前述したとおり、配達員による誤送・紛失も、未着となる要因の一つでしょう。しかし、「誤送」や「紛失」と確定させることは「調査依頼」でも困難です。もし郵便局員の責任であったとしても「対価補償(価値相応の金銭の要求など)」を受けることはできません。
本来、誤送や紛失はあってはならない行為でも、発送方法で普通郵便を選択した以上「運が悪かった」と捉えるしかないんですね。
そのほか、発送できない理由がある
そのほかにも、相手の住所・荷物に記載した氏名や品名によって、発送できない理由も考えられます。購入者から付着の通知を受け取った時点で、一度郵便局に問い合わせてみてください。
普通郵便ではなく「メルカリ便」がおすすめ
不用品を売るためにフリマアプリを使う方も少なくないと思います。その中でも「メルカリ(mercari)」は多くの利用者が洋服・家電・雑貨などを出品しています。
メルカリは、普通郵便に対して一切の補償をしません。メルカリで品物を出品・購入する場合は、独自の配達サービスである「メルカリ便」を選ぶのがおすすめでしょう。品物にもよりますが、普通郵便の配送料と「数十円〜100円程度」しか変わりません。
メルカリで補償が受けられる発送方法
メルカリで補償が受けられる発送方法は次のとおりです。
- らくらくメルカリ便
- ゆうゆうメルカリ便
- メルカリたのめる便
らくらくメルカリ便
らくらくメルカリ便は、ヤマト運輸(クロネコヤマト)とメルカリの提携から生まれた発送方法です。ネコポス・宅急便コンパクト・宅急便などがそれにあたります。発送手続きは「ヤマト営業所」「コンビニ(セブンイレブン・ファミリーマート)」で受け付け可能です。
関連記事
>>【初心者注意】コンビニでらくらくメルカリ便を使うときのコツを徹底解説!
ゆうゆうメルカリ便
ゆうゆうメルカリ便は、日本郵便(ニッポンユウビン)とメルカリの提携から生まれた発送方法です。ゆうパケット(ポスト・mini含む)・ゆうパケットプラス・ゆうパックなどがそれにあたります。発送手続きは「郵便局」「コンビニ(ローソン)」で受け付け可能です。
また、ゆうパケットポスト・ゆうパケットポストminiであれば、郵便局・スーパー・ミニストップ等のコンビニに設置されたポストに投函できます。
関連記事
>>これって詐欺!?らくらく・ゆうゆうメルカリ便で後から住所を聞かれる訳
メルカリたのめる便
メルカリたのめる便は、らくらくメルカリ便と同じくヤマト運輸との提携から生まれた発送方法です。ヤマト運輸が提供する「らくらく家財便」とほぼ同等のサービス内容です。家具・家電などの大型の品を送るときに多く利用されていて、梱包から配達までメルカリ・ヤマト運輸が一任します。
梱包しなくて良いのは、非常に助かりますね!段ボールやプチプチを用意する必要もありません。
発送手続きは「ヤマト運輸(電話)」で受け付け可能です。
関連記事
>>割れてる!壊れてる!発送した大型商品が破損してた場合の対処法を完全ガイド!
高額品は補償つきの発送方法を選ぼう
売却する品物は人それぞれだと思いますが、いずれにしても「高額品」「希少品(プレミア品)」は補償付きの発送方法を選ぶのが無難でしょう。普通郵便で数十円〜100円程度の送料をケチっても、後々の配送事故となるリスクを高めるだけです。そのトラブル解決に用いる時間も非常にもったいないです。
メルカリが補償する「メルカリ便」が最もおすすめですが、使い方がよく分からない方は追跡サービス付きの「書留・レターパック・ゆうパック(日本郵便)」「宅急便(ヤマト運輸)」などの配達サービスでも安心して送れます。
ただし、メルカリ便以外の上記の補償付き配送サービスを使った場合、普通郵便と同じくメルカリは関与しません。紛失時や破損時は「運送サービス」に直接相談をしてください!
配達事故における責任は出品者?購入者?配達員?
品物の不着や補償について解説してきましたが、実際に「配達事故が起きた場合は誰が責任をとるべきなのか」、品物の発送時において終わりのない課題かもしれません。
出品者・購入者・配達員が責任をとるべきケースを、「5000件以上も取引してきた私の体験談」から見解してみました。
すべて事実に基づきますが、一部個人的な意見も取り入れています。内容はあくまでも参考程度にとどめていただければ幸いです。
出品者が責任をとるべきケース
配送事故において、出品者が責任をとるべきケースは次のような場合。
直接住所を聞いて普通郵便に変えた
商品が購入された後に「〇〇で発送したほうが、送料が安いかも」と、設定した発送方法以外で送りたい場合があると思います。
メルカリでは、メルカリ便に設定した場合は「匿名取引」となるため、相手の住所・氏名を見ることができません。
メルカリ便から普通郵便に変更したいときは「コメントで宛先を聞くほかない」のですが、出品者の都合で普通郵便に変更した場合は「出品者が責任をとるべき」と言えます。
一方的な発送方法の変更は、出品者の自己都合であるためです。
最初から普通郵便に設定した場合でも、ケースバイケースで調査依頼の対応してください。
住所・氏名の記載ミス(記載漏れ)
住所や氏名の記載ミス・漏れがあった場合も、最終的には出品者が責任をとるべきです。とはいえ、荷物が紛失するとミスや漏れが確認できません。
普通郵便で送る場合は「封筒に住所・氏名を書いた状態で写真を撮っておくと、後々トラブルが起きた時に役立ちます。
明らかに簡易的で「非安全」でない梱包
発送時における破損のリスクを少しでも防ぐためにも、発送者はできるだけ安全な梱包が求められます。
洋服に関してはビニール一枚でもよほど問題ありませんが、ゲームや家電、食器についてはエアクッション(プチプチ)などの梱包材を使用したほうが好ましいです。
たとえば「パソコンのモニター」などの精密器械を段ボールだけで梱包し、画面割れ・足が破損していた場合は、出品者に責任を問われるケースもあります。
購入者は「到着時の写真を事務局側に送る」ことができ、出品者は事務局からの警告に対応しなければなりません。
事務局からの警告を無視すると、ペナルティ・アカウント取り消し・売上金没収の処置を取られる場合もあるので注意しましょう。
梱包材の使用は、自己紹介文にて「使用する」「使用しない」と事前に明記しておくのがおすすめ。「購入前に自己紹介文を読んでください」と説明欄に記載することで、納得したユーザーだけが商品を購入します。
購入者が責任をとるべきケース
配送事故において、購入者が責任をとるべきケースは次のような場合です。
普通郵便の補償なしを承諾して購入
メルカリでは「出品において、絶対にメルカリ便を使用しなければならない」というルールがありません。つまり、お互いが納得して取引すること自体は問題がないんですね。
基本的に、購入者は商品を落札した時点で「設定された発送方法に承認した」と見なされます。
「普通郵便での発送に不安がある」または「匿名配送を希望したい」場合は、メルカリ便への変更ができないか、商品購入前に質問する必要があります。
商品に問題がない取引に関しては、すべて購入者の自己都合に。メルカリは購入者への対応を優先するケースも多いですが、利用規約はあらかじめ理解したいところ。
フリマアプリ等に記載の住所が違う
メルカリに限らず、フリマアプリは事前に住所や氏名を登録する必要があります。落札後の取引は「登録された住所をもとに継続」するため、記載した住所が違えば荷物は届きません。
後でトラブルにならないよう、住所は番地・マンション名(アパート名)などを最後まできちんと明記してください。初心者の方だと、番地が抜けていることが多々あります。
難しい漢字は(かっこ)でふりがなを添えておくと親切ですね。
中には住所や氏名を「ローマ字で記載」するユーザーも見かけますが、ローマは配達員が「住所を間違える」可能性も考えられるので推奨しません。
普通郵便は基本的に「手書き」での発送が多いです。難しい漢字やローマ字が多いと、なおさら誤送になる確率も高くなりますね!
不在通知書を受け取っていた
普通郵便で発送した品は「ポスト投函」が一般的です。商品に厚みの関係でポストに入らない場合は、代わりに「不在通知書」を入れることもあります。
通知書に記載された郵便局へ連絡し、「自宅への再配達」もしくは「通知書と本人確認書類を持参し、確認が取って荷物を受け取る」のどちらかになります。
稀に「不在通知書に気づかなかった」というケースもあり、その場合は荷物が出品者のもとに返送されます。出品者は一度「送料を負担している」ため、再送となれば購入者が追加で再送料を支払う義務が発生します。
間違っても、チラシと一緒に捨てないように!
最初から壊れているジャンクを購入
メルカリやオークションでは、すでに壊れたものも数多く出品されています。壊れていたり、一部機能に問題がある品を「ジャンク品」とも言い、ジャンクを理解した上で購入した場合は「購入者の自己責任」となります。
商品を購入する場合は、商品ページの説明欄をしっかりと確認し、状態などに十分納得したうえで購入手続きをおこなってください。
配達員(郵便局)が責任をとるべきケース
配送事故において、配達員が責任をとるべきケースは次のような場合です。
梱包が破損している(厚い梱包した場合に限る)
破けにくい梱包がされている状態にもかかわらず「梱包材」や「封筒」が破れていた場合は、郵便局に申し立てしてみましょう。郵便局によっては「信用問題に関わる」ため、なんらかの対応をおこなう場合もあります。
荷物を押し込む・投げる行為が目撃された
普通郵便に補償がないとはいえ、大切な荷物の一つに変わりません。郵便局員が故意に荷物を「無理に押し込んだ」「投げた」などが目撃されれば、それは郵便局の責任です。
普通郵便でも対応していただけるでしょう。
テレビでも「某運送会社の配達員が、玄関付近で荷物を投げた映像」が公開されているほどです。少しでも不審に思った場合は、動画を撮るなどして証拠を残しておくと良いでしょう。
郵便局に荷物が落ちていた(忘れられていた)
郵便局が荷物の管理をどこまで徹底しているかは、私でもさすがに分かりません。ですが、「郵便局内に荷物が落ちていた」「仕分けされずに忘れられていた」という可能性はゼロではないと思います。
もし荷物が1週間も2週間も届いてない場合は、郵便局で置き去りにされていないか尋ねてみましょう。
局によっては「それは絶対にない」と断言されますが、物事に絶対なんてありませんよね…
郵便ポストに荷物が引っかかってる
荷物はどこから発送しましたか?郵便窓口ですか?中には「最寄りのコンビニやスーパーに設置されたポスト」に投函した方も少なくないと思います。
荷物によっては、ポストの入り口付近で突っかかることがあります。もし、そのポストの利用頻度が少なければ、発送されないまま残っている可能性も考えられますよね。
ただし、ポストに入れた荷物は「配達員がすべて確認すべき」であり、もし取り残されていた場合は局側にも責任があると言えます。
あまりに日数が経過している場合は、投函したポスト口を覗いてみるか、そのポストの荷物を回収する郵便局に問い合わせてみましょう。
最近はゆうパケットポストの需要が高まり、ポスト投函される量も急増。投函した封筒が「ほかの荷物で使用されている梱包テープ」にくっついていたら、もう最悪です。
荷物の未着・誤送トラブルを防ぐ5つの方法
荷物の未着・誤送・破損トラブルを未然に防ぐ方法を5つにまとめていきます。初心者の方も、ベテランの方も、いま一度確認しておきましょう!
メルカリ便(ゆうゆう・らくらく)を利用する
メルカリにおける商品発送は、できれば「メルカリ便」を使いましょう。万が一の発送事故における補償もついており、メルカリ事務局でも「らくらくメルカリ便・ゆうゆうメルカリ便の利用」を推奨しています。
物によって普通郵便より高くなりますが、トラブル後のリスク軽減を考えれば安いものです。
特定記録をつける
普通郵便には特定記録をつけることができます。特定記録とは「品物をいつ・どこ受付し、どのように配送したのか記録するサービス」です。
特定記録は郵便のオプションで、郵便料金にプラス160円でつけることが可能。
ただし、普通郵便に特定記録をつけると「メルカリ便」を利用したほうが安い場合がほとんどです。多少手間がかかっても送料を安く済ませたい場合は、商品の形状や重さによって使い分けてみましょう!
補償付きの配送方法を利用する
メルカリ便以外にも、補償付きの配送サービスはあります。たとえばこれまで紹介した「ゆうパック」や「宅急便」に加えて、宅急便コンパクト(着払いも可能)・佐川急便なども補償がついています。
メルカリ便以外では匿名配送こそできませんが、いろんな発送方法を比較してみると今後の発送方法のバリエーションを増やすことができます。
発送前に郵便物の写真を残しておく
何もオプションをつけずに普通郵便で発送する場合は、最低でも「郵便物の写真を撮影しておく」のが好ましいでしょう。
万が一紛失が起きた際に「住所が間違っていないか」「内容物は正しく記載されているか」を、調査依頼と照らし合わせることができるためです。
ただし、撮影した記録は郵便局で調査するときのみ活用可能です。メルカリ事務局に「荷物を送ったのに、まだ届かない」と写真付きで補償を求めても対応してもらえないので注意。
未着の対応について自己紹介に記載する
お互いの未着トラブルを少しでも減らすためにも、出品者が事前に「未着・発送事故がおきた場合の対応」について明記しておくことが大切です。
例文として「普通郵便における補償は一切しない」「〇〇円をプラスしていただければ、補償付きのメルカリ便に変更可能」などです。
商品を購入するのは、初心者で不慣れな方から、転売ヤーなどの上級ユーザーまでさまざまです。読むのが当たり前と思っていても、読まずに購入することも珍しくありません。
それでも、対応する・しない項目は、事前に購入目的のユーザーへお知らせしておくべきでしょう!
まとめ
今回は、メルカリで「普通郵便にて送った商品が届かない・壊れていた」場合の対処法についてご紹介しました。
- 普通郵便による不着・破損などの配送事故は、当事者同時で解決をおこなう(メルカリ関与なし)
- メルカリで商品を送る場合は、運営側も推奨する「メルカリ便」が安心・安全でおすすめ
- メルカリ便の使い方がよく分からない場合は、ゆうパックや宅急便などの補償付き便も検討
私は5,000以上取引しているベテランユーザーですが、今でも配送事故はおきます。郵便局や運送会社に相談することも多々あり、決して珍しいことではないんですね。
とはいえ、なるべくメルカリ便を利用する・自己紹介を工夫するなどし、未然にトラブルを防ぐ対策をおこなっています。
本内容を読んでいただいた方が、今後すこしでもメルカリを快適に使ってもらえるようになれば幸いです!
タグ